3.2.2 新しいサーバーの手動構成

Oracle Exadataにサーバーを追加する場合は、OEDAを使用するかわりにサーバーを手動で構成できます。

Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)の使用をお薦めします。
  1. サーバーの準備で説明されている手順を使用して、サーバーを準備します。
  2. RDMAネットワーク・ファブリックおよび結合クライアント・イーサネット・インタフェースの名前が、新しいデータベース・サーバーと既存のデータベース・サーバーで同じであることを確認します。
  3. CellCLIを使用したセル、セル・ディスクおよびグリッド・ディスクの構成の説明に従って、ストレージ・サーバー、セル・ディスクおよびグリッド・ディスクを構成します。
  4. データベース・サーバー・ホストの構成ファイルの設定の説明に従って、データベース・サーバーを構成します。
  5. InfiniBandネットワーク・ファブリックがあるシステムでのみ、各データベース・サーバーで/opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaimを実行します。

    このコマンドは、選択されていないデプロイメント・タイプ用に予約されたディスク領域を再利用します。これは、RoCEベースのExadataデータベース・サーバーでは必要ありません。

    このコマンドの所要時間は通常5分未満です。

    このステップはスキップしないでください。このステップをスキップすると、未使用の領域をreclaimdisks.shで再利用できなくなります。

  6. 新しいサーバーと既存のサーバーで時刻が同じであることを確認します。
    このチェックはストレージ・サーバーおよびデータベース・サーバーで実行されます。
  7. 新しいサーバーと既存のサーバーでNTP設定が同じであることを確認します。
    このチェックはストレージ・サーバーおよびデータベース・サーバーで実行されます。
  8. 既存のサーバーにあわせて、新しいサーバーでHugePagesを構成します。
  9. ユーザー等価の設定に進み、ハードウェアの構成を続行します。