2.1.2 エイス・ラックの拡張手順
この項では、一部のOracle Exadata Database Machineエイス・ラック・モデルを拡張するために必要となる可能性がある特定の手順について説明します。
次の手順の一部は、特定の状況でのみ適用されます。そのため、該当する場合は、手順の冒頭にある適用メモを確認してください。それ以外の場合、データベース・サーバーまたはストレージ・サーバーの追加によるエイス・ラックの拡張には、エイス・ラック以外のエラスティック拡張と同じ一般的な手順を使用します。「エラスティック構成の拡張」および「新しいハードウェアの構成」を参照してください。
また、次の手順では、
-
ディスク・グループ名とサイズは例です。実際のシステムに合せて、コマンドの値を変更するようにしてください。
-
最初のデータベース・サーバーおよび他のすべてのデータベース・サーバーの
root
ユーザーと、すべてのストレージ・セルのcelladmin
ユーザーの間にユーザー等価(パスワードなしSSH)が存在すると仮定しています。 -
セル・ホスト名とデータベース・サーバー・ホスト名それぞれのリストを含むテキスト・ファイル
cell_group
およびdb_group
を作成する必要があります。
エイス・ラックの拡張手順:
- エイス・ラックのOracle Exadata Database Machineの現在の構成の確認と検証
次の手順では、現在の構成を確認および検証する方法について説明します。 - Oracle Exadata Database Machineエイス・ラックのデータベース・サーバー・コアのアクティブ化
次の手順では、データベース・サーバー・コアをアクティブ化する方法について説明します。 - Oracle Exadata Database Machineエイス・ラックのストレージ・サーバー・コアおよびディスクのアクティブ化
次の手順では、ストレージ・サーバー・コアおよびディスクをアクティブ化する方法について説明します。 - Oracle Exadata Database Machineエイス・ラックでの追加グリッド・ディスクの作成
追加グリッド・ディスクの作成では、適切なオフセットを確保するために特定の順序に従う必要があります。 - Oracle Exadata Database Machineエイス・ラックでのグリッド・ディスクのOracle ASMディスク・グループへの追加
次の手順では、新しいグリッド・ディスクをOracle ASMディスク・グループに追加する方法について説明します。 - Oracle Exadata Database Machineの拡張の検証
拡張後、新しい構成を検証します。
親トピック: エイス・ラックの拡張