10.3.5 フラッシュ・キャッシュ内でのデータベースへの割当ての固定
ALTER IORMPLAN
コマンドにはflashcachesize
と呼ばれる新しい属性が用意され、これによりフラッシュ・キャッシュ内の固定領域をデータベースに割り当てることができます。flashcachesize
に指定された値は強い制限であり、この指定値を超える領域をデータベースで使用することはできません。これは、弱い上限のflashcachelimit
値とは異なります(フラッシュ・キャッシュがいっぱいでなければ、データベースはこのflashcachelimit値を超過できます)。
flashcachesize
は、クラウドや従量課金制などのデプロイメントでデータベースをそれぞれの割当て済領域に制限する必要がある環境において理想的です。
詳細は、次の項を参照してください。
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Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドのI/Oリソースの管理
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Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドの
ALTER IORMPLAN
コマンド