4.7.2.1 診断ISOファイルを使用したサーバーの起動

診断ISOファイル(diagnostics.iso)を使用してOracle Exadata Storage ServerまたはOracle Exadata Database Serverを起動するには、この手順を使用します。

ノート:

診断ISOファイルを使用したOracle Linux KVMゲストの起動の詳細は、診断ISOファイルを使用したゲストの起動に関する項を参照してください。

  1. 現在のOracle Exadata System Softwareリリースに対応する診断ISOファイル(diagnostics.iso)をダウンロードします。

    必要に応じて、実行中のサーバーでimageinfoコマンドを使用して、現在のOracle Exadata System Softwareリリースを確認します。

    診断モードで起動するサーバー上のILOMインタフェースへのアクセスに使用するクライアント・ワークステーションまたはサーバーに、診断ISOファイルをダウンロードします。クライアント・マシンには、Webブラウザと、ターゲット・サーバー上のILOMインタフェースへのネットワーク・アクセスが必要です。

    Oracle Exadata System Softwareリリース18.x以前を使用している場合、診断ISOファイルはOracle Exadata Storage ServerまたはOracle Exadata Database Server/opt/oracle.SupportTools/diagnostics.isoにあります。それ以外の場合は、exadata diagnostic isoを検索語として使用して、My Oracle Support (MOS)パッチ・リポジトリを検索します。

    診断ISOファイルは、使用しているOracle Exadata System Softwareリリースに関連する補足READMEでも見つけることができます。各Oracle Exadata System Softwareリリースの補足READMEは、My Oracle Supportのドキュメント888828.1に記載されています。

  2. ILOM Webクライアントを起動します。

    クライアント・マシンでWebブラウザを起動し、http://ILOM_SP_IPaddressに移動します。このURLのILOM_SP_IPaddressは、ターゲット・サーバー上のILOMサービス・プロセッサ(SP)のIPアドレスです。

    ILOM SPのIPアドレスがわからない場合は、show /networkおよびshow /networkipv6コマンドを使用して、ILOM SPにシリアル接続し、ネットワーク・プロパティをリストできます。詳細は、Oracle ILOMへの接続を参照してください。

    Oracle ILOM Webクライアントのログイン・ダイアログが表示されます。
  3. rootアカウントとパスワードを使用して、Oracle ILOM Webクライアントにログインします。
  4. ILOM Webインタフェースを使用して、diagnostics.isoファイルを仮想CDROMデバイスとして接続します。
    1. ILOM Webインタフェースのナビゲーション階層で、「Remote Control」「Redirection」の順にクリックします
      使用しているILOM Webインタフェースのバージョンによっては、左側のナビゲーションペインまたはページ上部に沿って表示される一連のオプションに「Redirection」が表示されることがあります。
    2. 「Redirection」ペインで、「Use Video Redirection」「Launch Remote Console」の順にクリックします。
      一部のバージョンのILOM Webインタフェースでは、「Use Video Redirection」ボタンが存在しません。その場合は、「Launch Remote Console」に直接移動します。
    3. 「Remote Console」ウィンドウで、「KVMS」メニューの「Storage」メニュー・オプションを選択します。
    4. 「Storage Devices」ダイアログで、「Add」をクリックします。表示されたダイアログで、diagnostics.isoファイルを選択します。

      次の画面イメージは、表示の例を示しています。


      ilom-web-interface-add-storage-device-dialog.jpgの説明が続きます
      図ilom-web-interface-add-storage-device-dialog.jpgの説明
    5. 「Storage Devices」ダイアログに戻り、diagnostics.isoファイルに関連付けられたエントリを選択して、「Connect」をクリックします。

      接続が確立されると、「Storage Devices」ダイアログの「Connect」ボタンのラベルが「Disconnect」に変わります。

      diagnostics.isoファイルの操作が完了した後、このファイルを簡単に切断できるように、「Storage Devices」ダイアログへのナビゲーション・パスを覚えておいてください。

  5. 新しく構成した仮想CDROMデバイスを使用して、diagnostics.isoファイルから起動するようにサーバーを構成します。
    1. ILOM Webインタフェースのナビゲーション階層で、「Host Management」「Host Control」の順にクリックします
      使用しているILOM Webインタフェースのバージョンによっては、左側のナビゲーションペインまたはページ上部に沿って表示される一連のオプションに「Host Control」が表示されることがあります。
    2. 表示された値リストから「CDROM」を選択します。
    3. 「保存」をクリックします
    これで、システムが起動すると、diagnostics.isoファイルがデフォルトのブート・イメージとして使用されます。
  6. 「Remote Console」ウィンドウに戻り、次のコマンドを使用してシステムを再起動します。
    ->  Start /SP/console -script
    これで、デフォルトのブート・イメージとしてdiagnostics.isoファイルを使用してシステムが再起動しました。