4.3 Exadata Storage Serverのネットワーク・アドレスの変更に関する推奨事項

IPアドレス、ホスト名およびRDMAネットワーク・ファブリック・アドレスの変更など、ストレージ・サーバーの基本構成を変更する前に、次のアドバイスを確認してください。

  • ストレージ・サーバーの構成を変更する前に、そのストレージ・サーバーを使用するすべてのOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)およびデータベース・インスタンスが、IPアドレスの変更中にストレージ・サーバーにアクセスしないようにします。

  • ストレージ・サーバー構成の変更後に、ストレージ・サーバー・サービスのコンシューマが、ストレージ・サーバーの新規接続情報を使用するように正しく再構成されていることを確認します。Oracle Auto Service Request (ASR)を使用している場合は、Oracle ASRマネージャからアセットを非アクティブ化し、新しいIPアドレスを使用してアセットをアクティブ化します。

  • ストレージ・サーバーの構成を変更する場合は、変更中にOracle ASMおよびOracle RACが正しく機能するように、一度に1つのストレージ・サーバーのみを変更します。