9.8.4 スパース・グリッド・ディスクの再利用

スパース・グリッド・ディスクを通常のグリッド・ディスクに変更できます。

以前に作成したスパース・グリッド・ディスクを通常のグリッド・ディスクとして使用する場合、ディスクを削除して再度作成できます。
  1. スパース・グリッド・ディスクを使用しているスナップショット・データベースを削除します。
    RMAN> startup mount force;
    RMAN> delete database;
  2. SQL*PlusまたはASMCMDを使用して、スパース・グリッド・ディスクが格納されているOracle ASMディスク・グループを削除します。
    SQL> DROP DISKGROUP sparse INCLUDING CONTENTS force;
  3. CellCLIを使用して、ストレージ・セルのグリッド・ディスクを削除します。
    cellcli -e drop griddisk all harddisk prefix=SPARSEC1
  4. グリッド・ディスクを再度作成します。

    グリッド・ディスクを作成する際、他のディスクと同様のサイズを使用し、ディスク・グループに再度追加します。スパース属性を指定しないでください。コマンド構文の詳細は、「CREATE GRIDDISK」を参照してください。

  5. 再作成したグリッド・ディスクをOracle ASMディスク・グループに追加します。

    SQL ALTER DISKGROUPコマンドを使用してADD DISK句を指定し、次の構文を使用してOracle ASMディスク・グループにディスクを追加します。

    SQL> ALTER DISKGROUP disk_group_name ADD DISK 'o/cell_IPaddress/data*';