7.7.16 SPOOL

用途

SPOOLコマンドは、コマンドの結果をセルのファイル・システム上の指定したファイルに書き込み(スプール)ます。

構文

SPO[OL] [file_name [ CRE[ATE] | REP[LACE] | APP[END] ] | OFF]

オプションを指定せずにSPOOL file_nameを発行すると、ファイルの有無に関係なく、指定したファイルに出力がスプールされます。デフォルトの動作はREPLACEオプションです。

SPOOLを次の表で説明します。

表7-4 SPOOLのオプション

オプション 説明

APPEND

指定したファイルの最後に結果を追加します。

CREATE

指定した名前で新しいファイルを作成し、このファイルが存在する場合、エラーが発生します。

file_name

結果が書き込まれるファイルの名前です。この名前は、完全修飾のパス名で指定できますが、現行ディレクトリの相対パスになる部分修飾のパス名で指定することもできます。

オプションなし

現在のスプールのターゲット・ファイルがある場合は、その名前を表示します。

OFF

ファイルへの書込み(スプール)出力を停止します。

REPLACE

指定した既存のファイルの内容を置き換えます。ファイルが存在しない場合は、REPLACEによってファイルが作成されます。これはデフォルトの動作です。