Visual Studio CodeからOracle NoSQL Databaseへの接続

Oracle NoSQL Database Visual Studio (VS) Code拡張機能では、特定のフィールドに接続情報を入力することで、Oracle NoSQL Databaseに接続できます。

  1. Visual Studio Codeで、「Activity Bar」「Oracle NoSQL DB」ビューをクリックします。


    「Oracle NoSQL DB」ビュー

  2. 「Command Palette」または「Activity Bar」「Oracle NoSQL DB」ビューから、Oracle NoSQL DB Show Connection Settingsページを開きます。
    • 「Command Palette」から開く
      1. 次を押して「Command Palette」を開きます。
        • (WindowsおよびLinux) [Control] + [Shift] + [P]
        • (macOS) [Command] + [Shift] + [P]
      2. 「Command Palette」から、「OracleNoSQL: Show Connections Settings」を選択します。

        ヒント:

        「Command Palette」にoraclenosqlと入力して、使用可能なすべてのOracle NoSQL DBコマンドを表示します。
    • 「Oracle NoSQL DB」ビューから開く
      1. 左側のナビゲーションにある「Table Explorer」ペインが折りたたまれている場合は、これを展開します。
      2. 「Add Connection」をクリックして、Oracle NoSQL DB Show Connection Settingsページを開きます。
  3. 「Connection Settings」ページで、「Onprem」をクリックしてOracle NoSQL Databaseに接続します。
  4. 「Add New Connection」をクリックします。接続情報を入力し、「Add」をクリックします。

    表2-1 Oracle NoSQL Databaseの接続パラメータ

    フィールド 説明
    Connection Name: 接続仕様の一意の名前。これは、プラグイン・バージョン4.0.0以降では必須です。プラグインをバージョン3.0.0以下からアップグレードした後は「Connection Name」フィールドを更新することをお薦めします。

    ノート:

    複数の接続を追加でき、格納されている接続仕様は永続的です。
    Endpoint: Oracle NoSQL DatabaseプロキシのサービスURL。
    • http://<proxy_host>:<proxy_http_port>
    • https://<proxy_host>:<proxy_https_port>
    説明
    • httpまたはhttpsは、ストアのセキュリティを示します。セキュアなKVStoreの場合、プロキシURLはhttpsで始まります。
    • proxy_hostは、Oracle NoSQL Databaseプロキシ・サービスをホストするマシンのホスト名です。詳細は、プロキシの構成を参照してください。
    Namespace: ストア内の既存のネームスペースの名前を追加します。このフィールドはオプションです。デフォルトのネームスペースはsysdefaultです(指定されていない場合)。ネームスペースは、1つ以上の表を含むコンテナです。

    ノート:

    存在しないネームスペースに表を作成することはできません。
    ネームスペースの作成については、「EXECUTE DDL」を参照してください。
    Security: セキュアなKVStoreの場合は、「SSL」を選択します。非セキュアなKVStoreへの接続を作成する場合は、「None」を選択します。

    デフォルト値はNoneです。

    Username: セキュアなストアに接続するためのユーザー名。この値は、「Security」パラメータで「SSL」を選択した場合にのみ必要です。
    Password: セキュアなストアに接続するためのパスワード。この値は、「Security」パラメータで「SSL」を選択した場合にのみ必要です。
    Certificate File: SSL証明書ファイルの場所を参照します(たとえば、certificate.pem)。「セキュアなデータ・ストアでのプロキシの使用」を参照してください。

    ノート:

    バージョン4.0.0以降では、接続処理が変更されています。古いバージョンのプラグインを使用している場合は、バージョン4.0.0へのアップグレード・プロセスの間に、使用された直近の接続のみが移行されます。プラグインによって自動的に、移行された接続にonprem_old0という名前が割り当てられます。この接続名は、「Connections Setting」ページ内の「Modify Connection」オプションを使用して変更できます。
  5. 接続の詳細は保存されます。既存の接続を変更するには、「Connections」ドロップダウンからその接続を選択します。「Modify Connections」をクリックします。「Connection Parameters」で、必要な変更を加え、「Save」をクリックします。接続をプラグインから完全に削除するには、「Connections」ドロップダウンからその接続を選択します。「Delete Connection」をクリックします。プラグインの削除の確認メッセージが表示されたら、「Yes」をクリックしてプラグインからその接続を削除します。

ノート:

Visual Studio Code Extensionを使用してオンプレミスのセキュアなクラスタに接続する場合で自己署名証明書がある場合、次のいずれかを実行する必要があります:
  • 自己署名証明書を、Windows構成の信頼できるルート・ストアに追加します(Microsoft管理コンソールを使用)。
  • Visual Studio Codeを開きます。「ファイル」→「基本設定」→「設定」→「アプリケーション」→「プロキシ」に移動します。プロキシ・サポートのメニューで、「オフ」を選択します。