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ロールアップの作成

新しいロールアップを作成するステップは次のとおりです。

  1. 基本詳細を入力し、ソース・オブジェクトを定義します。
  2. 関連オブジェクトを定義します。
  3. 階層ロールアップを定義して、ロールアップにアカウント階層の計算を含めます。
  4. 「拡張設定」で計算頻度を定義します。

これらのタスクは、アプリケーション・コンポーザで「拡張設定」 > 「ロールアップの定義」から実行します。

基本詳細の入力とソース・オブジェクトの定義

  1. 新しいロールアップの「名前」および「摘要」を入力します。
  2. ロールアップ・タイプ:
    • 経過: 特定の期間のロールアップ値を計算するには、「経過」を選択します。 たとえば、過去30日間のオープン・アクティビティ合計のロールアップを作成します。
    • 通常: 作成するロールアップが期限付きである必要がない場合は、「通常」を選択します。
  3. ソース・オブジェクト: ソース・オブジェクトを選択します。 たとえば、「アカウント」などです。
    ノート: カスタム・オブジェクトをソース・オブジェクトとして使用することはできません。
  4. ロールアップ属性: この属性には、ロールアップ値が格納されます。 たとえば、「実行された最終コール」および「オープン商談売上」属性では、デジタル営業の「アカウント」領域にロールアップ値が表示されます。

    CX Salesのカスタム・ロールアップを作成する場合は、式フィールドを使用してロールアップ属性を作成できます。 詳細は、式フィールドを使用したカスタム・ロールアップの構成のトピックを参照してください。

  5. ソース・オブジェクト・フィルタ: このフィールドは、「総従業員数」などの関連オブジェクトを必要としないソース・オブジェクト・ロールアップに対して有効です。

    このフィールドを使用してルールを作成します。 たとえば、アカウントまたは見込み客のみの総従業員数を計算するルールを作成できます。

    ノート: アプリケーションで階層を縦断する必要がある場合、ソース・オブジェクト・フィルタはパフォーマンスに影響を及ぼすため、サポートされません。

関連オブジェクトの定義

関連オブジェクト・フィールドを選択できるのは、ロールアップ属性が非アカウント・オブジェクト(商談、アクティビティ、サービス・リクエストなど)に属している場合のみです。

  1. 関連オブジェクト: このフィールドには、ソース・オブジェクトに関連するオブジェクトが表示されます。 たとえば、ソース・オブジェクトがアカウントである場合、「担当者」、「アクティビティ」、「顧客対応」、「営業リード」、「商談」、「見積およびオーダー」、「サービス・リクエスト」などの関連オブジェクトがリストに表示されます。
    ノート: カスタム・オブジェクトを関連オブジェクトとして使用することはできません。
    • 「データ選択の最大日数」フィールドは、「実行された合計コール数」や「オープン・アクティビティ合計」などの顧客対応ベースのロールアップについて有効になります。 最大は120日で、これがデフォルト値です。 ロールアップ・エンジンでは、過去120日間から今日までのデータを使用してロールアップが計算されます。
  2. 関係: ソース・オブジェクトと関連オブジェクトの間の関係を選択します。 たとえば、関連オブジェクトが商談である場合は、アカウントと商談を選択します。
  3. 集計関数: 関連するロールアップ属性に対してロールアップで実行する関数を選択します。 ドロップダウン・リストに表示される関数は、ソース・オブジェクトから選択したロールアップ属性によって異なります。 使用可能なオプションは次のとおりです。
    • 件数: 合計数が必要な場合は、「件数」を選択します。 たとえば、アカウントに対して実行されたコール数や従業員数などです。
    • 合計: 「合計」を選択して累積合計を取得します。 たとえば、アカウントのオープン商談すべての売上などです。
    • 最大: 「最大」は、アクティビティの最後の作成日を追跡するときに、実行された最終コールまたは送信された最終Eメールを識別するために使用されます。 「最大」は、実行されたコール数については機能しません。
    • 最小: 「最小」は、アクティビティの最初の作成日を追跡するときに、実行された初回コールまたは送信された初回Eメールを識別するために使用されます。
  4. 関連属性: これは、ロールアップの計算に使用される関連オブジェクトの属性です。
    • 例1: 顧客対応オブジェクトの「作成日」を使用して、アカウントに対して実行された最新のコールの日付を計算します。
    • 例2: 商談オブジェクトの「金額」を使用して、オープン商談の潜在的売上合計を計算します。
  5. 関連オブジェクト・フィルタ: このフィールドを使用して、関連オブジェクトに基づくルールを作成します。 たとえば、次のような問合せを作成して、適格および不適格なオープン・リードからのみ潜在的売上合計を集計します: StatusCode IN ('QUALIFIED', 'UNQUALIFIED') AND DEAL AMOUNT IS NULL

    CX Salesの会計カレンダの会計年度の期間に基づいて積上を計算するには、関連オブジェクト・フィルタ基準の作成時に期間トークンを使用できます。 詳細は、ロールアップに対する会計カレンダ期間の使用のトピックを参照してください。

「階層を含む」の変更

このセクションは、アカウント・ロールアップにのみ関連します。

  1. 階層ロールアップ: アカウント・ロールアップに階層を含めるには、チェックボックスを選択します。
  2. 階層ロールアップ属性: このフィールドには、アカウントとその子アカウントの集計値が格納されます。
  3. 集計関数: このフィールドには、関連オブジェクトに対して定義した集計関数が表示されます。 ロールアップがアカウント・ロールアップなどのソース・オブジェクト・ロールアップである場合は、ここで値を選択する必要があります。

拡張設定の定義

ロールアップの計算頻度は、「詳細設定」から定義します。 詳細は、ロールアップの計算頻度の変更のトピックを参照してください。

完了したら、「保存して閉じる」をクリックしてロールアップを保存します。

ノート: これらのビデオを参照して、特定の要件にあわせて主要なアカウント情報を集計するためのカスタム・ロールアップおよびカスタム・ロールアップ属性の作成方法の概要を確認できます。

参照: Oracle Cloud Customer Connectのカスタム・ロールアップの作成およびカスタム・ロールアップ属性の作成

アカウント階層内での情報のロールアップなど、主要アカウント情報の集計によるロールアップ基準の概要の表示の詳細は、次のトピックを参照してください: