ユーザー定義保留のルール評価

適格なすべての買掛/未払金請求書はルールに照らして評価され、保留を設定する必要があるかどうか、または既存の保留を請求書から解除する必要があるかどうかが確認されます。

ユーザー定義ルールの評価は、2つの別個のイベント時に実行されます。

請求書が買掛/未払金請求書インポート・プロセスを使用して作成されるとき
請求書がオンラインまたは「買掛/未払金請求書の検証」プロセスを介して検証されるとき

請求書インポート・プロセスにおけるユーザー定義保留

請求書のユーザー定義保留の評価が最初に実行されるのは、インポート・プロセスを使用して請求書が作成されるときです。請求書インポート・プロセスはユーザー定義保留の評価中に発生した例外からの回復力に優れています。後続の数回のイベントで、請求書のユーザー定義保留の評価を再度実行できるためです。つまり、請求書インポート・ジョブは請求書のインポートを続行し、ユーザー定義保留の評価中に問題が発生してもジョブがエラーで終了することはありません。ただし、請求書インポート・プロセスではエラーの詳細が正確に記録されます。

請求書の検証プロセスにおけるユーザー定義保留

請求書検証は、買掛/未払金請求書のユーザー定義保留を評価するための最終イベントです。そのため、このプロセスではユーザー定義保留評価の例外が許容されません。これは、ユーザー定義保留の評価中に問題が発生した場合、検証ジョブが失敗することを意味します。ユーザーは検証ジョブ・ログを精査し、適切な処理を実行できます。