ユーザー定義保留の解除
保留の設定および解除の両方について、ユーザー構成ルールが評価されます。
請求書の検証中に、ルールがtrueと評価されない場合、請求書に設定された保留は自動的に解除されます。 手動解除を許可するように保留が構成されている場合、ユーザーは、検証プロセスによる評価と自動削除を待たずに、いつでも手動で解除できます。
ノート:
保留の自動解除は、アプリケーションによって設定された保留に対してのみ機能します。 手動で設定された保留についても、アプリケーションで自動解除の評価を実施するには、ルール構成テンプレートの「設定」タブで手動保留の解除オプションを有効にします。
保留の設定または解除に関する考慮事項
買掛/未払金請求書でユーザー定義保留を適用または解除するには、次の要件を満たす必要があります。
- 請求書は未完了ステータスではありません。 たとえば、IDRから作成された未完了請求書はユーザー定義保留の評価が適用されません。
- 請求書ソースが「単発支払」ではありません。
- 買掛管理で請求書が「検証済」ステータスで作成されていません。 たとえば、売掛管理からの払戻は、買掛管理で「検証済」ステータスの「支払要求」として作成されるため、ユーザー定義保留の評価が適用されません。
ノート:
アプリケーションによって自動的に設定されたユーザー定義の保留をユーザーが手動で解除した場合、その請求書に同じ保留が再度自動的に設定されることはありません。