支出タイプの作成
支出タイプを作成し、各支出項目のコストを分類します。
直接費を計算するなどの処理要件に支出タイプを使用してコストを分類し、プロジェクトを計画、予算編成、予測およびレポートします。
次の各項では、支出タイプを作成する方法について説明します。
支出タイプを保存すると、次の属性は更新できなくなります:
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支出カテゴリおよび収益カテゴリ
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単位
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レート必須オプション
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支出タイプ区分
変更が必要な場合は、終了日を入力してその支出タイプを使用不可にし、別の支出タイプを作成する必要があります。
支出タイプの基本情報の入力
支出タイプを作成するには:
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「支出タイプの管理」タスクを検索します。 」をクリックし、「
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「支出タイプの管理」リンクをクリックします。
「支出タイプの管理」ページを使用して、支出タイプを定義したり、既存の支出タイプと関連する支出タイプ区分、割当セットおよび税分類コードをレビューまたは編集します。
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「行の追加」アイコンをクリックして、支出タイプを作成します。
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「支出タイプ」列に名前を入力します。 オプションで、摘要を入力します。
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次の表は、決定すべき項目を示しています。
オプション名
決定
支出カテゴリ
労務や間接費など、この支出タイプを使用して取得するコストの種類を決定します。
ノート:支出タイプを作成する前に、「支出カテゴリの管理」ページを使用して支出カテゴリを作成します。
収益カテゴリ
手数料や他の支払など、この支出タイプを使用して取得する収益のソースを決定します。
ノート:支出タイプを作成する前に、標準参照PJF_REVENUE_CATEGORYを使用して収益カテゴリを作成します。 参照は、「収益カテゴリの管理」ページまたは「標準参照の管理」ページから更新できます。
単位
この支出タイプに関連付けられているコスト計算トランザクションおよびプランニング・トランザクションのデフォルトの単位を決定します。
ノート:労務支出タイプの単位として「時間数」を使用します。
レート必須
この支出タイプに関連付けられている支出項目に対してコスト・レートを指定する必要があるかどうかを決定します。
売却価額
この支出タイプに関連付けられている支出項目に対してコスト・レートを指定する必要があるかどうかを決定します。 資産プロジェクトの売却価額の追跡に支出タイプを使用するかどうかを示します。
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支出タイプが使用可能な期間の開始日を選択します。 (オプション)この支出タイプが使用可能な期間の終了日を選択します。
支出タイプ区分の選択
事前定義済の1つ以上の支出タイプ区分に支出タイプを割り当て、関連する支出項目の処理方法を決定します。
たとえば、支出タイプが「資材」の支出項目には、Oracle Fusion Payablesで作成された場合は「サプライヤ請求書」支出タイプ区分を設定し、Oracle Fusion Inventoryで作成された場合は「在庫」支出タイプ区分を設定します。
つまり、コスト計算、予算編成または集計の目的でグループ化する必要がある、作成場所が異なる支出に同じ支出タイプを使用できます。
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「支出タイプ区分」セクションで、「名前」列に支出タイプ区分を選択します。
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その支出タイプ区分を支出タイプに関連付ける開始日を入力します。 (オプション)その支出タイプ区分を支出タイプに関連付ける終了日を指定します。
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支出タイプに関連付ける支出タイプ区分ごとにプロセスを繰り返します。
セットの割当
「割当セット」セクションを使用して、プロジェクト・ユニットに関連する支出タイプのみがプロジェクトで使用可能になるように、支出タイプを1つ以上の参照データ・セットに割り当てます。
セットを割り当てるには:
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「割当セット」セクションで、「行の追加」をクリックします。
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目的のセットの「コード」を選択します。
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支出タイプを割り当てるセットごとにプロセスを繰り返します。
セットの割当に関する追加情報は、このドキュメントの「財務プラン・タイプの作成」の項を参照してください。
税分類コードの選択
オプションで、支出タイプおよびビジネス・ユニットに対して顧客請求書明細に使用するデフォルトの税分類コードを選択します。 税分類コードを選択するには:
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「税分類コード」セクションで、「行の追加」をクリックします。
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ビジネス・ユニットを選択します。
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税分類コードを選択します。
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支出タイプに関連付ける税分類コードとビジネス・ユニットの組合せごとにプロセスを繰り返します。
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「保存」をクリックします。