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プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの作成

プロジェクト・プランニング、予算編成および予測に使用するプランニング・リソースのソースとしてプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャを作成します。

各プロジェクト・ユニットに対して、労務、機材、資材品目および財務リソース・リソース区分のプランニング・リソースが設定されたデフォルトのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャが自動的に作成されます。

ノート:

プロジェクト・テンプレートを作成する場合、プライマリ・プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャとして選択されます。 必要に応じて、別のプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャをプライマリとして指定できますが、デフォルトのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャをプロジェクトまたはテンプレートから削除することはできません。

プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャを設定するための3ステップのガイド・プロセスを次に示します。

  1. プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャ詳細を入力します。

  2. リソース書式を選択します。

  3. プランニング・リソースを追加します。

プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャ詳細の入力

プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャを作成するには:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「プランニングおよび請求リソース・ブレークダウン・ストラクチャの管理」タスクに移動します。

  2. 「プランニングおよび請求リソース・ブレークダウン・ストラクチャの管理」ページを使用して、プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャを作成したり、既存のプランニングおよび請求リソース・ブレークダウン・ストラクチャをレビューします。

  3. 「プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャ」セクションの「作成」アイコンをクリックします。

  4. 「プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの作成: 基本情報」ページを使用して、次の詳細を指定します。

    • プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの名前。

    • プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャが使用可能な期間の開始日。

    • (オプション)摘要およびこのプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャが使用可能な期間の終了日を指定します。

    • プロジェクト・ユニット。 選択したプロジェクト・ユニットに対して作成されたプロジェクトのみが、このプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャを使用できます。

    • プロジェクト・マネージャにプロジェクト・レベルでのプランニング・リソースの追加を許可する場合は、「プロジェクト・レベルでのリソース変更の許可」チェック・ボックスを選択します。

      ヒント:

      プロジェクト・レベルでの変更は、親プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャには反映されません。 プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャを使用するすべてのプロジェクトで同じリソースが使用されるためには、このオプションの選択を解除します。

    • プロジェクトに実績金額が発生したときに、プロジェクト・レベルでの変更が許可されていればリソースがプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャに自動的に追加されるようにするには、「実績金額の発生元へリソースを自動追加」チェック・ボックスを選択します。

      ヒント:

      「実績金額の発生元へリソースを自動追加」オプションは、予算管理が有効になっているプロジェクトには適用されません。 予算管理を使用可能なプロジェクトには、プロジェクト・コストが発生するリソースに対する厳格な管理が必要です。

      ノート:

      リソースは、次のようにプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャに追加されます:

      • リソースのリソース書式がプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャに存在する場合、そのリソースはプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャに直接追加されます。

      • リソースのリソース書式がプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャに存在しない場合、アプリケーションは上位レベルのリソース書式が存在するかどうかを検証し、そのリソースをプランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャに直接追加します。 上位レベルのリソース書式が存在しない場合、リソースは汎用リソース区分の1つにマップされます。

    • 必要に応じて、プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャでプランニング・リソースを作成するジョブのソースとしてジョブ・セットを選択します。

  5. オプションで、「労務」、「機材」および「資材品目」リソース区分を無効にできます。 リソース区分を無効にすると、そのリソース区分で発生したすべてのトランザクションが「財務リソース」区分に関連付けられます。

    ノート:
    • 「財務リソース」リソース区分は無効にできません。
    • プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャがプロジェクトまたはプロジェクト・テンプレートに割り当てられると、リソース区分を無効にできません。
    • リソース区分を無効にすると、再度有効にすることはできません。 ただし、RBSに同じリソース区分のリソースが存在せず、プロジェクトまたはプロジェクト・テンプレートに割り当てられていない場合は、再度有効にできます。
    • プロジェクト・レベルでの変更を無効にできるリソース・ブレークダウン・ストラクチャの場合、リソース区分はプロジェクト・レベルで許可されます。

    • 「労務」リソース区分を無効にすると、「指定個人」、「ジョブ」、「プロジェクト・ロール」および「システム個人タイプ」リソース書式が無効になります。
    • 「機材」リソース区分を無効にすると、「プロジェクト非労務リソース」リソース書式が無効になります。
    • 「資材品目」リソース区分を無効にすると、「在庫品目」および「品目カテゴリ」リソース書式が無効になります。
    • リソース区分を無効にする機能は、FBDIでは現在使用できません。
  6. 「保存」をクリックします。

リソース書式の選択

リソース書式は、事前定義済のリソース・タイプまたは最大3レベルのリソース・タイプの階層です。 次の図に、最大3レベルのリソース書式階層の例を示します。

最大3レベルのリソース書式階層。

リソース書式に基づいて、プランニングまたは請求リソース・ブレークダウン・ストラクチャのリソースを作成します。 たとえば、航空運賃など、プロジェクト関連の費用を計画する場合は、「支出タイプ」リソース・タイプを使用して作成されたリソース書式階層を選択する必要があります。

  1. 「プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの作成:詳細の編集」ページで「」をクリックして、「プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの作成: リソース書式の選択」ページを開きます。

    「プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの作成: リソース書式の選択」ページを使用して、プランニング・リソースの作成に使用するリソース書式およびリソース書式階層を選択します。

  2. プランニング・リソースを作成するリソース書式ごとに、「含む」チェック・ボックスをクリックします。

    ヒント:

    リソース書式階層を展開するには、「展開」アイコンをクリックします。 書式を上位レベルで選択した場合でも、階層の下位レベルを個々に選択する必要があります。

  3. 「保存」をクリックします。

プランニング・リソースの追加

プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャに選択したリソース書式に基づいてプランニング・リソースを作成します。

  1. 「プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの作成: リソース書式の選択」ページで「」をクリックして、「プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの作成: プランニング・リソースの追加」ページを開きます。

    「プランニング・リソース・ブレークダウン・ストラクチャの作成: プランニング・リソースの追加」ページを使用して、選択したリソース書式階層に基づいてプランニング・リソースを作成します。

  2. 「リソース書式」表で、プランニング・リソースを作成するリソース書式を選択します。

    ヒント:

    さらに詳細なレベルでプランニング・リソースを作成する場合は、「展開」アイコンをクリックしてリソース書式階層を展開します。

  3. 「プランニング・リソース」セクションで「追加」をクリックします。

  4. プランニング・リソースの名前を入力します。

  5. 「リソース組合せ」列で、選択したリソース書式階層の一部であるリソース要素ごとに値を選択します。 たとえば、選択したリソース書式が「ジョブ: サプライヤ」の場合は、ジョブおよびサプライヤに対して値を選択する必要があります。

  6. リソース区分をレビューし、必要に応じて変更します。

    ノート:

    リソース書式ごとに、特定のリソース区分に基づいてプランニング・リソースを作成できます。 たとえば、リソース書式にジョブが含まれている場合、使用可能なリソース区分は「労務」のみです。 一方、リソース書式が「支出カテゴリ」の場合は、リソースの作成時に任意のリソース区分(労務、資材品目、機材および財務リソース)を選択できます。

  7. 分割曲線をレビューし、必要に応じて変更します。

    事前定義済の分割曲線を使用するか、「分割曲線の管理」ページで要件に基づいて分割曲線を作成します。 分割曲線によって、プランニング・リソースの数量、コストおよび収益金額を財務プランまたはプロジェクト・プランの期間に配分する方法が決定されます。 プランニング・リソースに関連付けられているリソース区分によってデフォルトの分割曲線が決まります。

  8. 各リソース書式に作成するプランニング・リソースごとに、このステップを繰り返します。

  9. 「保存」をクリックします。