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レート・スケジュールの作成

コスト計算、請求またはプランニングのためのコスト・レートまたは請求レートのソースとしてレート・スケジュールを作成します。

次のタイプのレート・スケジュールを作成できます。

• ジョブ

• 個人

• 非労務

• リソース区分

次の各項では、様々なタイプのレート・スケジュールを作成する方法について説明します。

レート・スケジュールの基本情報の入力

レート・スケジュールを作成するには:

1. 「ナビゲータ」→「設定および保守」をクリックし、「レート・スケジュールの管理」タスクを検索します。

2. 「レート・スケジュールの管理」リンクをクリックします。

   「レート・スケジュールの管理」ページを使用して、レート・スケジュールを作成、削除および保守します。

3. 「行の追加」アイコンをクリックして、レート・スケジュールを作成します。

4. レート・スケジュールに一意の名前を入力し、オプションで摘要を入力します。

5. プロジェクト・レート・セットを選択します。

6. ジョブ、個人、非労務リソースまたはリソース区分のレート・スケジュールを作成するかどうかに応じて、「スケジュール・タイプ」を選択します。

7. レートを入力する通貨を選択します。

非労務レート・スケジュールの作成

非労務支出タイプごとに、または非労務支出タイプ、非労務リソースおよび非労務リソース組織の組合せごとに、レートまたは値入れ率を定義します。

レートの判断に使用可能な最も詳細な情報が使用されます。 たとえば、支出タイプ、非労務リソースおよび非労務リソース組織の組合せに対してレートが存在する場合は、そのレートが使用されます。 そのレートが存在しない場合は、支出タイプと非労務リソースの組合せに対するレートが使用されます。 それ以外の場合は、支出タイプに対するレートが使用されます。

次のステップを完了し、非労務レート・スケジュールを作成します。

1. 「非労務レート」セクションで「行の追加」をクリックします。

2. レートを入力する支出タイプを選択します。

3. レートを入力する詳細度レベルに応じて、非労務リソースおよび非労務リソース組織を選択します。

4. 支出タイプにレートまたは値入れ率を入力する場合は、「レート必須」チェック・ボックスを選択します。 このオプションを選択しない場合は、値入れ率を指定する必要があります。

5. リソースに対する金額の計算に使用するレートまたは値入れ率を入力します。

6. レートを使用可能にする日付を示す「日付: 自」を入力します。 (オプション)「日付: 至」を選択します。

7. レートを入力する支出タイプごとに、または支出タイプ、非労務リソースおよび非労務リソース組織の組合せごとに、このプロセスを繰り返します。

8. 「保存」をクリックします。

ジョブ・レート・スケジュールの作成

Oracle Fusion Human Capital Managementで作成されたジョブ・セットに含まれているジョブのレートを定義します。

次のステップを完了し、ジョブ・レート・スケジュールを作成します。

1. 「ジョブ・レート」セクションで、レートを入力するジョブのソースとしてジョブ・セットを選択します。

2. 「行の追加」をクリックします。

3. レートを入力するジョブを選択します。 「単位」は常に「時間数」です。

4. ジョブのレートを入力します。

5. レートを使用可能にする日付を示す「日付: 自」を入力します。 (オプション)「日付: 至」を選択します。

6. レートを入力するジョブごとに、このプロセスを繰り返します。

7. 「保存」をクリックします。

個人レート・スケジュールの作成

個人に対して、または個人、ジョブおよび組織の組合せに対して、レートまたは値入れ率を定義します。

レートの判断に使用可能な最も詳細な情報が使用されます。 たとえば、個人、個人割当ジョブおよび個人割当組織に対してレートが存在する場合は、そのレートが使用されます。 それ以外の場合は、個人に対するレートが使用されます。

次のステップを完了し、個人レート・スケジュールを作成します。

1. 「個人レート」セクションで、「行の追加」をクリックします。

2. レートを入力する個人を選択します。 「単位」は常に「時間数」です。

3. レートを入力する詳細度レベルに応じて、オプションで個人割当ジョブおよび個人割当組織を選択します。

   ノート:

   割当ジョブを選択すると、割当組織に対してデフォルト値が提供されます。 必要に応じて別の組織を選択できます。

4. レートまたは値入れ率を入力します。

5. レートを使用可能にする日付を示す「日付: 自」を入力します。 (オプション)「日付: 至」を選択します。

6. レートを入力する個人ごとに、または個人、割当および組織の組合せごとに、このプロセスを繰り返します。

7. 「保存」をクリックします。

リソース区分レート・スケジュールの作成

リソース区分ごとに、またはリソース区分と組織の組合せごとに、レートまたは値入れ率を定義します。

リソース区分レート・スケジュールは、プロジェクト・プラン・タイプまたは財務プラン・タイプに割り当てることができます。 その他でレートを判断できない場合は、選択したリソース区分レート・スケジュールがレートのソースとして機能します。

次のステップを完了し、リソース・レート・スケジュールを作成します。

1. 「リソース区分レート」セクションで「行の追加」をクリックします。

2. レートを入力するリソース区分を選択します。

3. レートを入力する詳細情報に応じて、オプションで組織を選択します。

4. レートまたは値入れ率を入力します。

5. レートを使用可能にする日付を示す「日付: 自」を入力します。 (オプション)「日付: 至」を選択します。

6. レートを入力するリソース区分ごとに、またはリソース区分と組織の組合せごとに、このプロセスを繰り返します。

7. 「保存」をクリックします。

プロジェクトの財務設定を管理し、労務トランザクションにコスト計算ルールを構成していない場合は、次のエラー・メッセージが表示される可能性があります: 「労務トランザクションのコスト計算ルールが見つかりません。」 この問題を解決するには:

1. 「設定および保守」 > 「レート・スケジュールの管理」タスクを使用して、「リソース区分」タイプのレート・スケジュールを作成します。
2. リソース「労務」のレート・スケジュール明細を入力し、レートを指定して「保存してクローズ」をクリックします。
3. 「プロジェクト・プラン・タイプの管理」 > 「レート設定」セクションを使用して、「リソース区分直接費レート」フィールドにこの新しいレート・スケジュールを選択し、「保存してクローズ」をクリックします。
4. プロジェクト・プランのレートを再度リフレッシュすると、このエラーは表示されません。