異なる倉庫からの品目のソーシング

ある倉庫でソーシングできない品目を別の倉庫からソーシングします。この方法は、販売オーダーの定時搬送を向上させるために使用します。

履行明細の変更

あるシナリオについて考えてみます。

あなたは全米各地の倉庫からカーペット類を供給する会社のオーダー・マネージャであるとします。
最近の暴風雨でニューヨークの倉庫が浸水したこと、しかしボストンの倉庫の供給は十分であることが判明します。
「履行明細の管理」ページを使用して、ニューヨーク倉庫からカーペットを調達するすべてのオーダー明細を検索します。
すべてのオーダー明細を選択し、「履行明細の編集」をオープンし、倉庫をボストンに変更します。

倉庫の変更

Order Managementでは、ソース・ルール、およびそこで参照される倉庫ランキングに従って、各品目が自動的にソーシングされます。また、各品目を異なる倉庫からソーシングするなど、販売オーダーのスケジュールに使用できる複数のオプションが用意されています。オーダー履行パフォーマンスを向上させるために、倉庫を明示的に変更できます。

オーダー明細に必要な品目および数量を含む倉庫を識別します。これらのうち1つ以上を実行します。
- 「オーダー管理」作業領域のレポートおよび分析を使用します。
- 「有効数量」ページを確認します。
- 供給有効数量レポートを使用します。
- 供給割付レポートを使用します。
- オーダー管理外で処理を実行します。
「概要」ページで、オーダー番号を検索します。
「オーダー」ページで、「処理」→「改訂の作成」をクリックします。
「オーダー改訂の作成」ページで、「出荷詳細」→「供給」をクリックします。
「オーダー明細詳細」領域で、「オーダー明細の上書き」をクリックします。
「オーダー明細の上書き」ダイアログで、倉庫を設定して「OK」をクリックします。

履行明細の分割

倉庫にオーダー明細に必要な数量の一部のみが含まれている場合は、履行明細を分割し、別の倉庫を選択して残りの数量をソーシングできます。

たとえば、オーダー明細1に50のタブレットが必要であるとします。現在の倉庫であるデンバー倉庫では数量が30のみであるため、オーダー明細は危険です。そのため、オーダー明細を分割し、2番目のオーダー明細を指定してシアトルからソース30にします。詳細は、「オーダー明細分割」を参照してください。