品目の作成
品目の作成には、最初は、様々なビジネス機能にわたって品目のアイデンティティ、動作および使用方法を定義する幅広い属性を指定します。
品目の作成時に、その品目がエンジニアド品目かどうかを指定できます。 これに基づいて、添付、構造、ライフサイクル・フェーズなどが検証されます。
品目を作成する場合は、最初に組織を選択し、次に品目区分を指定する必要があります。 「品目区分に基づいて、」テンプレートを使用できます。 テンプレートは、定義済の属性値のセットです。 これらは品目区分ごとに使用でき、組織に固有です。 また、テンプレートは品目区分階層の下に継承されます。
テンプレートを品目に適用すると、属性値のセットが品目定義にオーバーレイまたはデフォルト設定されます。 たとえば、特定の組織のユーザーが品目を作成するたびに、属性(組織によって定義および承認される)が適切なフィールドに表示されます。 実装ユーザーは、各テンプレートに対して運用属性とユーザー定義属性の両方を定義できます。
複数の品目テンプレートが選択されると、それらのテンプレートは順次的に適用されます。 つまり、複数のテンプレートで同じ属性が定義されていると、順序内で後続のテンプレートで設定されている属性の値が、その属性に対して前に設定されていた値をオーバーライドします。 たとえば、テンプレート1で「オーダー使用可能」属性を「はい」に設定し、テンプレート2で同じ属性を「いいえ」に設定した場合、属性値は「いいえ」に設定されます。
次に、必要な属性を指定する必要があります。 品目区分で必須属性が定義されている場合は、その属性を指定する必要があります。 データ・レベル属性を使用して、基本標準属性や運用属性など、品目の様々な側面を入力または表示します。
インポート・サービス、SOAP webサービスまたはREST APIを使用して品目を作成し、設計品目属性をY (はい)に設定した場合、その品目も設計品目とみなされます。
品目を作成するには:
- 次のいずれかを実行します。
- 「製品管理」ランディング・ページの「アクション」パネルで、「すべての処理の表示」をクリックし、「新規品目」をクリックします。
- 「製品管理検索」ページで、「追加」アイコンをクリックし、「品目の作成」をクリックします。
「品目の作成」ドロワーが表示されます。
設計品目または商用品目を作成できます。
- 「組織」、「品目区分」および1つ以上の「テンプレート」を選択します。 品目区分に基づいて、テンプレートを使用できます。 複数のテンプレートを選択でき、テンプレート値は選択順に適用されます。
- 「プライマリ属性」および「必須属性」を指定し、「作成」をクリックします。
品目が作成され、別のタブに表示されます。このタブでは、操作属性を指定できます。
様々な属性グループの下にグループ化されたすべての事前定義済操作属性が、1つのページに表示されます。
このページでは、次のことができます。- 属性、属性値および属性グループを検索します。 データは検索基準に基づいてフィルタされ、属性が強調表示されます。
- 提示されたフィルタを使用して、ページに属する特定の属性のみを表示するようにビューをさらに絞り込みます。
- 値を指定する属性グループの「編集」アイコンをクリックします。 値を指定したら、「適用」をクリックすると、その値がユーザー・インタフェースに表示されます。 ノート: 各グループで使用可能な属性の詳細は、品目属性参照を参照してください。
- 属性値を指定した後、必要に応じて、品目内の様々なタブを使用して次の操作を実行できます:
- 「添付」タブ: 添付の追加および管理
- 「構造」タブ: 品目構成の定義
- 「変更」タブ: 変更オーダーと変更リクエストの管理
- 「関連」タブ: 組織への品目の割当
- 「カテゴリ」タブ: カテゴリへの品目の割当
- 「関係」タブ: 取引先品目関係性、関連品目関係性、リンク品目関係性、GTIN品目関係性、相互参照品目関係性およびスポーク・システム品目関係性などの品目関係性を作成
- 「使用場所」タブ: 特定の品目が様々なプロセスで使用されるすべてのインスタンスの表示
- 「品質」タブ: 品目品質問題と処理の管理、問題レポートの表示、修正処理の実行
ノート: タブは、自分のロールに割り当てられた権限に基づいて表示されます。 - ページ・レベルで「保存」をクリックして、品目に対する変更を保存します。
ルールが原因で品目の作成時にエラーが発生した場合、その品目は「新規」ステータスで作成されます。 品目を使用する前にエラーを解決する必要があります。 品目区分の設定に応じて、品目を保存するか、品目を新規品目リクエストに発行できます。
テンプレートは、同じ組織または別の組織から選択できます。 必要なテンプレートをすべて選択したら、「適用」をクリックします。
必要に応じて、「品目」または「品目改訂」レベルで「付加フレックスフィールド」を指定できます。 Oracle Product Hubを使用するライセンスがある場合、拡張可能フレックスフィールドを指定して、品目および品目改訂で品目の属性を取得できます。