リードおよび商談の複数ビジネス・ユニットの概要
リードおよび商談で複数のビジネス・ユニット(BU)を使用すると、BUのコンテキストに基づいて様々なバージョンのUIとターゲット・ダウンストリーム・プロセスを提供できます。 値リストに表示される内容を制御し、BUに基づいて特定の属性を表示できます。
利点の概要を次に示します:
- リードおよび商談で複数のBUを使用すると、ユーザーはリードおよび商談と関連属性を特定のBUに関連付けることができます。
- 設定に応じて、あるBUのユーザーが適切なアクセス権を持っていない場合、別のBUからのリードおよび商談を表示できません。
- 参照タイプを使用すると、様々なBUのリードおよび商談に対して異なるドロップダウン・リストを表示できます。
- 商談の場合は、受注/失注および競合相手の属性をBU別に設定できます。
- リードの場合、資格テンプレートはBUごとにストライプ化できます。
- BUに応じて異なる作業割当スタイルを使用します。
- リードと商談の両方のプロファイル・オプションを設定し、BUごとにストライプ化できます。
- 検索フィールドに表示されるBU属性を設定します。
- BU別のデータに関するレポート。
リードおよび商談のユースケースにおける複数のビジネス・ユニット
会社に2つのディビジョンがあり、それぞれに、ビジネスを行う地理的地域の3つのBU (北米、ヨーロッパおよびアジア)があるとします。 3つのビジネス・ユニット間で営業プロセスは異なっています。 様々なBUに基づいてリードおよび商談ページを調整できます。
たとえば、北米BUでリードが作成された場合、営業担当には、そこから選択する限定された値セットが「リード却下事由」ドロップダウン・リストに表示されます。 対照的に、ヨーロッパBUで作業する営業担当には、リードを拒否する様々な事由があるため、ビジネス・ユニットに固有の値を使用する必要があります。
たとえば、商談をクローズするときに、ユーザーが受注/失注事由を入力する必要があるなど、特定の属性をベースにできます。 このセグメンテーションは、商談レベルと売上項目レベルの両方で適用されます。