機械翻訳について

Btrfsファイル・システム・デバイスの変更

btrfs deviceコマンドを使用してデバイスを追加、削除または置換できます。また、btrfs rebalanceコマンドを使用して、デバイス間でファイル・システムのデータおよびメタデータのレイアウトをリバランスできます。 次の表では、これらのタスクの実行に使用できる各コマンドについて説明します。

Command 説明

btrfs device add device mountpoint

指定したマウント・ポイントにマウントされているファイル・システムにデバイスを追加します。たとえば:

sudo btrfs device add /dev/sdd /mnt

btrfs device delete device mountpoint

マウントされているファイル・システムからデバイスを削除します。次に例を示します。

sudo btrfs device delete /dev/sde /mnt

btrfs device delete missing mountpoint

機能低下モードでマウントされているファイル・システムから障害のあるデバイスを削除します。次に例を示します:

sudo btrfs device remove missing /mnt

縮退モードでファイル・システムをマウントするには、mountコマンドに-o degradedオプションを指定します。

RAID構成では、デバイスの数が必要な最小数より少なくなる場合は、障害が発生したデバイスを取り外す前に交換用デバイスを追加する必要があります。

btrfs device replace start source_dev target_dev mountpoint

ファイル・システムをアンマウントしたり、ファイル・システムを使用しているタスクを停止せずに、ライブ・ファイル・システム上のデバイスを置換します。次に例を示します:

sudo btrfs device replace start /dev/sdb /dev/sdk /mnt

置換えが実行されている間にシステムがクラッシュしたり電源を失ったりした場合、システムがファイル・システムを次にマウントするときに操作が再開されます。

ターゲット・デバイスには、ソース・デバイス以上のサイズが必要です。 ソース・デバイスが使用できなくなった場合、または-rオプションを指定すると、別の使用可能なミラーなど、ほかのデバイスから取得した冗長データを使用してデータが再構築されます。

操作が完了すると、ソース・デバイスはファイル・システムから削除されます。

btrfs replace status 「マウント・ポイント」コマンドを使用して置換操作の進行状況を確認し、btrfs replace cancel 「マウント・ポイント」コマンドを使用して操作を取り消します。

btrfs filesystem balance mountpoint

デバイスを追加または削除した後に、使用可能なデバイス全体にファイル・システム・データおよびメタデータを再分散します。