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ブート・ローダーの構成

ブート時にインストールを制御する特定のブート・オプションを使用するようにブート・ローダーを構成できます。 たとえば、インストールISOのネットワークの場所、またはインストールの自動化に使用されるKickstartファイルの場所を指定できます。

ブート・オプションは、ブート・メニューのブート・コマンド行で指定します。

  1. システムをブートします。
  2. ブート・メニューのブート・オプションにアクセスします。

    ブート・メニューが表示されたら、任意のインストール・オプションを選択し、UEFIベースのシステムのeキーまたはBIOSベースのシステムのTabキーを押します。

    いくつかのデフォルト・オプションがすでに定義された状態で、ブート・オプションの行が表示されます。

  3. linuxで始まる行の最後に必要なオプションを追加します。

    ブート・オプションをスペースで区切ります。 パラメータを必要とするオプションは、option=parameterという形式にする必要があります。

    一般的なブート・オプションのリストについては、インストールのブート・オプションを参照してください。

  4. 変更内容を保存します。

    UEFIベースのシステムでは[Ctrl]を押しながら[X]を押し、BIOSベースのシステムでは[Return]を押して、変更内容を保存します。

    変更を破棄してブート・メニューに戻るには、[Esc]を押します。

次の例では、inst.repoおよびinst.ksオプションの設定を示します。

inst.repo=nfs:nfs.example.com:/ISOs/OL10/full_image.iso \
inst.ks=nfs:nfs.example.com:/kickstart/OL10/server-ks.cfg ip=dhcp

これらのディレクティブにより、インストール・プログラムに、次のことを実行するように指示します。

  • NFS共有ディレクトリに格納されている完全インストール・イメージを使用します。

  • NFS共有ディレクトリにも格納されているKickstartファイルを使用して、インストールを自動的に開始します。