A ネットワーク・インストール設定の作成
ネットワーク・インストールは、複数のシステムにOSをインストールする必要があるシナリオで役立ちます。
ブートISOまたはブート前のeXecution環境(PXE)を使用してOSをインストールする場合は、次のコンポーネントで構成されるネットワーク・インストール構成を設定できます:
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ネットワーク構成を提供するネットワーク・インストール・サーバー。PXE構成ファイル、カーネル、ブート・イメージ、およびカーネル・ブート・ディレクティブで構成されます。 この例では、
dnsmasqを使用してこれらのサービスを提供します。 -
NFSやHTTPなどのプロトコルを介した、ネットワーク・アクセス可能なファイル・システム・サーバー。ここには、パッケージ、Kickstartファイルおよびその他の必要な構成ファイルが格納される可能性があります。 このドキュメントでは、そのファイル・システムとしてNFSを使用しています。 システムがインターネットに直接アクセスできる場合は、パッケージのインストールのためにOracle Linux yumサーバー上で直接使用可能なBaseOSリポジトリおよびAppStreamリポジトリを使用するようにKickstartインストールを構成できます。 また、「Oracle Linux: Oracle Linuxでのソフトウェアの管理」の説明に従って、これらのリポジトリのyumミラーを作成して、インターネットに直接アクセスできないシステムがパッケージの完全なセットにアクセスできるようにすることもできます。 ただし、システムのブート時にそれにKickstartファイルを提供するためのメカニズムを指定する必要があります。
これら2つのコンポーネントは別々のシステムに配置できます。 また、最新のOracle Linuxバージョンを実行する必要はありません。 以前のリリースで十分です。 便宜上、この例のシナリオでは、2つのコンポーネントが1つのシステムでホストされていると想定しています。 また、Kickstartインストールが使用されていると想定しています。