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ボリューム・グループの作成および管理

次の例では、新しく作成された物理ボリュームからボリューム・グループmyvgを作成します。

sudo vgcreate -v myvg /dev/sd[bcde]

次のような出力結果が表示されます。

Wiping cache of LVM-capable devices
Adding physical volume ‘/dev/sdb’ to volume group ‘myvg’
Adding physical volume ‘/dev/sdc’ to volume group ‘myvg’
Adding physical volume ‘/dev/sdd’ to volume group ‘myvg’
Adding physical volume ‘/dev/sde’ to volume group ‘myvg’
Creating volume group backup “/etc/lvm/backup/myvg” (seqno 1).
Volume group “myvg” successfully created

LVMは、ボリューム・グループ内のストレージ領域を物理的なエクステントに分割します。エクステント(デフォルト・サイズは4MB)は、ストレージを論理ボリュームに割り当てる際にLVMで使用する最小単位です。

割当ポリシーは、LVMがボリューム・グループまたは論理ボリュームからどのようにエクステントを割り当てるかを決定します。 ボリューム・グループのデフォルト割当てポリシーはnormalで、ルールには、同じ物理ボリュームにパラレル・ストライプを配置しないなどが含まれます。 論理ボリュームの場合、デフォルトの割当てポリシーはinheritで、これはボリューム・グループと同じポリシーを論理ボリュームで使用するということです。 その他の割当ポリシーは、anywherecontiguousおよびclingおよびcling_by_tagsです。

割当てポリシーを変更するには、lvchangeまたはvgchangeコマンドを使用します。 あるいは、ボリューム・グループまたは論理ボリュームの作成時に直接、優先割当てポリシーを設定します。

vgextendおよびvgreduceコマンドは、物理ボリュームをボリューム・グループに追加するか、ボリュームを削除します。 このコマンドを使用すると、ボリューム・グループのサイズを操作できます。

sudo vgextend | vgreduce [options] vol_group physical_vol

ボリューム・グループに関する情報を表示するには、vgdisplayvgsおよびvgscanコマンドを使用します。

LVMからボリューム・グループを削除するには、vgremoveコマンドを使用します。

sudo vgremove vol_group

このコマンドは、グループに論理ボリュームが存在する場合に警告し、確認を求めます。

ボリューム・グループの管理に使用可能なその他のコマンドには、vgchangevgckvgexportvgimportvgmergevgrenameおよびvgsplitがあります。

詳細は、lvm(8)vgcreate(8)およびLVMのその他のマニュアル・ページを参照してください。