レート制限
Oracle Access Governance REST APIは、システム・パフォーマンスを維持するためにレート制限を適用します。 各サービス・インスタンスには、API操作用に独自の「1分当たりのリクエスト制限」が割り当てられます。 次の表で定義されているレート制限を参照してください。
表 - レート制限の概要
操作タイプ | 1分当たりの制限 | 説明 |
---|---|---|
読取り専用操作 | 180 requests |
読取り専用操作のデフォルト制限(GETリクエストなど) |
書込み操作 | 60 requests |
システムを変更する操作(POST (例外あり)、PUT、DELETEリクエストなど)の制限。 |
レート制限動作
- 制限超過レスポンス: リクエスト制限に達すると、後続のAPIコールは429リクエストが多すぎます HTTPレスポンスを受信
- レスポンス・ヘッダー: APIはレスポンス・ヘッダーを使用して、コール元にレート制限情報を提供します。
ヘッダー名 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
RequestLimit-Default-Remaining |
制限に達するまでに残っている読取り専用リクエストの数を示します。 Remaining ヘッダーは、HTTPステータス・コードに関係なく、すべてのレスポンスに存在します。
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179 |
RequestLimit-Write-Remaining |
制限に達する前に残っている書込みリクエストの数を示します。 Remaining ヘッダーは、HTTPステータス・コードに関係なく、すべてのレスポンスに存在します。
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59 |
RequestLimit-Default-RetryAfter |
(429レスポンス時)読取り専用制限がリセットされるまでのミリ秒を示します。 | 30000 (30秒) |
RequestLimit-Write-RetryAfter |
(429レスポンス時)書込み制限がリセットされるまでのミリ秒を示します。 | 30000 (30秒) |