データ・ゲートウェイを使用したオンプレミス・データ・ソースへの接続
データ・ゲートウェイを使用して、Oracle Analytics Cloudからリモートのオンプレミス・データ・ソースに接続します。
データ・ゲートウェイ・エージェントのインストール
データ・ゲートウェイは、LinuxまたはWindowsプラットフォームにインストールできます。 「データ・ゲートウェイのインストールまたはアップグレード」を参照してください。
データ・ゲートウェイのサイズ設定
データ・ゲートウェイのサイズ設定に関するガイダンスについては、営業アカウント・チームにお問い合せください。
データ・ゲートウェイ・エージェントの開始
データ・ゲートウェイ・エージェントを使用すると、Oracle Analytics Cloudを使用してリモート・データベース内のデータをビジュアル化およびモデル化できます。 データ・ゲートウェイは、Oracle Analytics Cloudとリモート・データベースの両方を表示できるサブネットにデプロイします。
データ・ゲートウェイ・エージェントを開始すると、ホーム・ページが表示されます。 「ナビゲータ」をクリックして、ナビゲータ・メニューを使用して他のData Gatewayエージェント・ページにアクセスします。
「図navigator-menu-data-gateway.pngの説明」
ナビゲータ・オプション | 説明 | 詳細の参照先 |
---|---|---|
ホーム | エージェントの構成、エージェントの有効化または無効化、およびエージェントの接続のテストを行えるホーム・ページが表示されます。 | |
ステータス | エージェントとリモート・データベース間のリモート接続データベース・リクエストのステータスを確認します。 | |
ログ | 最近のデータ・ゲートウェイ・トラフィックのロギング情報を表示し、ログ・ポーリングを有効化および無効化します。 | |
問合せ | SQL問合せを実行してデータ・ゲートウェイ・エージェントとリモート・データベース間の接続をテストします。 |
「問合せページを使用した接続問題の診断」を参照してください。 |
データ・ゲートウェイのアーキテクチャ
このダイアグラムは、Oracle Analytics Cloudを使用したデータ・ゲートウェイのデプロイメントに対する一般的なアーキテクチャを示しています。 データ・ゲートウェイは、データ・ソースがホストされているネットワーク内のマシンにインストールし、Oracle Analytics Cloudインスタンスと通信するためにデータ・ゲートウェイ・エージェントを構成します。
「
図dg_archit-png.pngの説明」
データ・ゲートウェイの機能
データ・ゲートウェイ・エージェントは、リモート・データ・ソースに対して実行する問合せについてOracle Analytics Cloudをポーリングします。 これらの問合せの結果はOracle Analytics Cloudに返されます。 セキュアな通信を確保するため、データ・ゲートウェイのトラフィックは暗号化キーで署名され、各パケットはTransport Layer Security (TLS)およびSecure Sockets Layer (SSL)でさらに暗号化されます。 データ・フローでは、リモート・データ・ソースのデータを使用できます。 ただし、リモート接続を使用してデータセットにデータを保存することはできません。
データ・ゲートウェイでサポートされているオペレーティング・システム
サポートされるオペレーティング・システムのリストは、「Oracle Analytics Cloudのダウンロード・ページ」を参照してください。
データ・ゲートウェイでサポートされているデータ・ソース
「Oracle Analytics Cloudでサポートされているデータ・ソースのリスト」の「データセット、セマンティック・モデラーまたはモデル管理ツールの接続オプション」にリストされている「リモート・データ接続性」のデータベースを探します。
複数のデータ・ゲートウェイ・エージェントのデプロイ
シングル・ポイント障害が発生しないように、複数のデータ・ゲートウェイ・エージェントをデプロイできます。 複数のデータ・ゲートウェイ・エージェントをデプロイすると、パフォーマンスも向上します。 データ・ゲートウェイ・エージェント構成ダイアログを使用してエージェントを登録する際には、次の点に注意してください:
- 各エージェントを同じ方法で構成します。
- 各エージェントは、すべてのリモート問合せを処理できます。 特定のエージェントで特定の問合せをターゲットにすることはできません。
- 「許可されたホスト」フィールドを空白のままにすると、エージェントはOracle Analytics Cloudの接続から取得される接続情報に基づいて、任意のホストのデータ・ソースへのアクセスを試行します。 「許可されたホスト」フィールドでホストを指定すると、エージェントは指定されたホストのみに対処できます。