動作保証 - サポートされているデータ型
ここでは、Oracle Analyticsでサポートされているデータ型について説明します。
サポートされている基本データ型
データソースから読み取る際は、Oracle Analyticsにより、受信したデータ型からサポートされているデータ型へのマップが試みられます。
たとえば、日付値のみを含むデータベース列はDATEとして書式設定され、数値と文字列値が混在しているスプレッドシート列はVARCHARとして書式設定され、小数値を含む数値データが含まれるデータ列にはDOUBLEまたはFLOATが使用されます。
場合によっては、Oracle Analyticsでソースのデータ型を変換できないことがあります。 このデータ型の問題を回避するために、SQLコマンドを入力することで、データ列をサポート対象の型に手動で変換できます。 別の状況では、Oracle Analyticsは、BLOB、JSON、XMLなど、バイナリや複合データ型を表現できないことがあります。
一部のデータ型はサポートされないことに注意してください。 サポートされないデータ型がデータ・ソースに含まれていると、エラー・メッセージが表示されます。
Oracle Analyticsは、次の基本データ型をサポートしています:
-
数値型 - SMALLINT、SMALLUNIT、TINYINT、TINYUINT、UINT、BIT、FLOAT、INT、NUMERIC、DOUBLE
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日付型 - DATE、DATETIME、TIMESTAMP、TIME
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文字列型 - LONGVARCHAR、CHAR、VARCHAR
データベースごとにサポートされているデータ型
Oracle Analyticsは、次のデータ型をサポートしています。
データベース・タイプ | サポートされているデータ型 |
---|---|
Oracle |
BINARY DOUBLE、BINARY FLOAT CHAR、NCHAR CLOB、NCLOB DATE FLOAT NUMBER、NUMBER (p,s)、 NVARCHAR2、VARCHAR2 ROWID TIMESTAMP、TIMESTAMP WITH LOCAL TIMEZONE、TIMESTAMP WITH TIMEZONE |
DB2 |
BIGINT CHAR、CLOB DATE、DECFLOAT、DECIMAL、DOUBLE FLOAT INTEGER LONGVAR NUMERIC REAL SMALLINT TIME、TIMESTAMP VARCHAR |
SQL Server |
BIGINT、BIT CHAR DATE、DATETIME、DATETIME2、DATETIMEOFFSET、DECIMAL FLOAT INT MONEY NCHAR、NTEXT、NUMERIC、NVARCHAR、NVARCHAR(MAX) REAL SMALLDATETIME、SMALLINT、SMALLMONEY TEXT、TIME、TINYINT VARCHAR、VARCHAR(MAX) XML |
MySQL |
BIGINT、BIGINT UNSIGNED CHAR DATE、DATETIME、DECIMAL、DECIMAL UNSIGNED、DOUBLE、DOUBLE UNSIGNED FLOAT、FLOAT UNSIGNED INTEGER、INTEGER UNSIGNED LONGTEXT MEDIUMINT、MEDIUMINT UNSIGNED、MEDIUMTEXT SMALLINT、SMALLINT UNSIGNED TEXT、TIME、TIMESTAMP、TINYINT、TINYINT UNSIGNED、TINYTEXT VARCHAR YEAR |
Apache Spark |
BIGINT、BOOLEAN DATE、DECIMAL、DOUBLE FLOAT INT SMALLINT、STRING TIMESTAMP、TINYINT VARCHAR |
Teradata |
BIGINT、BYTE、BYTEINT CHAR、CLOB DATE、DECIMAL、DOUBLE FLOAT INTEGER NUMERIC REAL SMALLINT TIME、TIMESTAMP VARCHAR |