作成または管理するワークブックにユーザーとロール、アクセス権限(「読取り/書込み」および「読取り専用」)、および共有権限(「表示」および「編集」)を割り当てることができます。
共有カタログ・フォルダの権限は、デフォルトでワークブックの「アクセス」および「共有」タブに表示されます。 ワークブックに権限を設定して、デフォルト権限を微調整できます。 ワークブック権限のルールを参照してください。
ワークブックのデフォルト権限はロールに基づいています。 「アクセス」タブで割り当てるロールと権限によって、誰がワークブックにアクセスでき、それに対して何を行うことができるかが決まります。 たとえば、開く、新しいタブで開く、検査、お気に入り、名前変更、エクスポート、移動、複製、削除などです。
「共有」タブで割り当てる権限によって、ユーザーがワークブックに対して実行できるアクション(名前変更、移動、保存、名前を付けて保存など)が決まります。
ワークブックにはアーティファクトが含まれており、これは他のワークブックに含めることができるスタンドアロンのOracle Analyticsオブジェクト(データセットなど)です。 これらのアーティファクトは、まだ共有されていないことがあります。 このような場合、ワークブックの権限を追加または更新すると、Oracle Analyticsでは「共有関連アーティファクト」ダイアログが表示され、ワークブックにアクセスできるユーザーとこれらのアーティファクトを共有するかどうかを指定できます。
アーティファクトの権限を手動で確認して割り当てる場合や、権限を追加または更新するワークブックでユーザーが別のアーティファクトを選択する必要がある場合(たとえば、別のデータセットを選択する場合)などは、アーティファクトを共有しないよう選択できることがあります。
ワークブック権限を更新する場合は、Oracle Analyticsのホーム・ページを使用して、クラシック・ホーム・ページは使用しないようにお薦めします。
- ホーム・ページで、「ナビゲータ」をクリックし、「カタログ」をクリックします。
- 「共有フォルダ」をクリックし、ワークブックに移動します。
- ワークブックにマウス・ポインタを合せ、「アクション・メニュー」をクリックして、「検査」をクリックします。
- 「アクセス」タブをクリックして、ユーザーとロールおよび権限を追加または更新します。 このタブの権限のデフォルトは、共有カタログ・フォルダに設定したアクセス権限から取得されます。
- 「共有」タブをクリックして、ユーザーとロールおよび権限を追加または更新します。 このタブのデフォルトになる権限は、「アクセス」タブのデフォルトと同じ権限です。
- 「保存」をクリックします。
- 共有関連アーティファクト・ダイアログが表示されたら、ワークブックに含まれるアーティファクト(ワークブックのデータセットなど)を共有するかどうかを指定し、「適用」をクリックします。