データ検証のログの表示
外部表を検証するには、DBMS_CLOUD.VALIDATE_EXTERNAL_TABLE
、DBMS_CLOUD.VALIDATE_EXTERNAL_PART_TABLE
およびDBMS_CLOUD.VALIDATE_HYBRID_PART_TABLE
プロシージャを使用します。
ソース・ファイルを検証した後、ロード操作表を問い合せることで、検証操作の結果を確認できます:
-
dba_load_operations
: すべての検証操作が表示されます。 -
user_load_operations
: スキーマ内の検証操作が表示されます。
これらのファイルを使用してロード検証情報を表示できます。 たとえば、次の選択操作を使用してuser_load_operations
を問い合せます:
SELECT table_name, owner_name, type, status, start_time, update_time, logfile_table, badfile_table
FROM user_load_operations
WHERE type = 'VALIDATE';
TABLE_NAME OWNER_NAME TYPE STATUS START_TIME UPDATE_TIME LOGFILE_TABLE BADFILE_TABLE
------------- ---------- ---------- ---------- -------------- ------------- --------------- ---------------
CHANNELS_EXT SH VALIDATE COMPLETED 13-NOV-17... 13-NOV-17... VALIDATE$21_LOG VALIDATE$21_BAD
このSQL文をTYPE
列に対するWHERE
句付きで使用すると、タイプがVALIDATE
のロード操作がすべて表示されます。
LOGFILE_TABLE
列には、検証操作のログを確認できる問合せ先の表の名前が表示されます。 たとえば、次の問合せでは、この検証操作のログが表示されます:
SELECT * FROM VALIDATE$21_LOG;
BADFILE_TABLE
列には、検証中にエラーが発生した行を調査するために問い合せることができる表の名前が表示されます。 たとえば、次の問合せでは、前述の検証操作で拒否されたレコードが表示されます。
SELECT * FROM VALIDATE$21_BAD;
ログに表示されているエラーとBADFILE_TABLE
に表示されている行に応じて、DROP TABLE
コマンドを使用して外部表を削除し、その外部表をDBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE
、DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_PART_TABLE
またはDBMS_CLOUD.CREATE_HYBRID_PART_TABLE
で正しいフォーマット・オプションを指定して再作成することにより、エラーを修正できます。
ノート:
LOGFILE_TABLE
およびBADFILE_TABLE
の各表は、検証操作ごとに2日間保存され、自動的に削除されます。