ローカル・コンポーネントとリモート・コンポーネントの比較
ローカル・コンポーネントとリモート・コンポーネントは、異なる方法で実装されます。
次の表では、コンポーネントを実装できる方法について相違点を示します。 これは、インライン・フレームでレンダリングされるローカル・コンポーネントまたはリモート・コンポーネントを使用する必要があるかどうかを判断するために役立つ可能性があります。
ローカル・コンポーネントの実装 | リモート・コンポーネントの実装 |
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複雑なコンテンツ中心のユーザー・インタフェースをOracle Content Managementに統合 |
アプリケーション・ロジックをOracle Content Managementに統合 |
JavaScriptを実行してページ内でコンテンツをレンダリングする |
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JavaScriptテクノロジ・スタックを使用する |
JavaScriptのみでなく、任意のテクノロジを使用できる |
Oracle Content Management JavaScriptスタックを利用し、Oracle Content Managementコンポーネントを再利用できます |
Oracle Content Management JavaScriptスタックと統合されません |
Oracle Content Managementサーバーに格納されている |
HTTPS URL、およびすべてのアセット・アクセスのための対応する証明書が必要となる |
テンプレートでホストされ、Oracle Content Managementによってテーマとは別に公開されます |
URLエンドポイント用としてホストされたミドル層サーバー |
コードはページ内で実行されるため、コンポーネント・コードが中断されると、それによってページが壊れる可能性がある |
ページはインライン・フレームのコンテンツとは無関係にレンダリングされるため、コンポーネントに障害が発生してもページは壊れない |
コンポーネントのレンダリングが遅い場合は、ページのレンダリングが遅くなる可能性がある |
ページは、インライン・フレームのコンテンツとは無関係にロードされるため、可能なかぎり速くロードされ、その後、インライン・フレームのコンテンツがロードされる |
ノート:
ローカル・コンポーネントとリモート・コンポーネントのレンダリングは異なりますが、サイト・ビルダーの設定パネルの実装は同じです。 両方のタイプのコンポーネントの「設定」パネルは、インライン・フレームを使用してレンダリングされます。また、同じJavaScript SDKを使用して、境界を越える、領域間の通信が可能になります。