レイアウト・コンテンツを編集可能にする
レイアウト内の特定のテキストまたはイメージ・コンテンツを、そのレイアウトに基づくページを使用するユーザーが編集できるように構成できます。
この機能は、ブートストラップ・テーマなど、どのテーマでも使用できます。 変更では、元のページのスタイルが自動的に推測されます。
レイアウト内の次のHTMLタグに簡単なマークアップを追加することができます: <p>
、<h1>
から<h6>
、<div>
および<img>
まで。
テキストおよびイメージの書式設定オプションは、次のとおりです。
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テキスト: ユーザーは、太字、イタリック、下線およびリンクを指定できます。
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イメージ: ユーザーは、イメージ・ファイルへのリンクを指定できます。 タイトル(イメージ上にカーソルを合わせたときにユーザーに表示される)のプロパティを変更し、アクセシビリティのためにかわりのテキストを追加します。
ユーザーに編集可能になるようテキストまたはイメージ要素を変更するには、次の2つのことが必要となります。
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scs-editable
をclass
に追加します。 -
一意の
id
属性を追加します。
レイアウトを変更すると、機能は、そのレイアウトに基づくすべてのページで利用可能になります(新規ページでも同様)。
ページをコピーして貼り付けると、変更が新規ページにコピーされます。
ヘッダー・タグの変更
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レイアウト・ファイルをローカル・デスクトップに同期するか、
<h1>
ヘッダーのHTMLソース・ファイルを編集します。 -
scs-editable
をclass
に追加し、見出しのコード行に属性id="test-heading"
を追加して、エディタをアタッチできるようにします。 たとえば:<h1 class="brand-heading scs-editable" id="test-heading">Sample Heading Value</h1>
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ファイルを保存します。
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Oracle Content Managementと同期し、ブラウザを再ロードします。
ユーザーがヘッダーにカーソルを合わせると、ヘッダーの周囲に、コンテンツを編集できることを示す黒い線が表示されます。 ユーザーがヘッダーをクリックすると、線が緑色になります。これは、ユーザーがヘッダー・コンテンツを編集できるようになったことを示します。
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テーマが公開されていない場合は、公開します。 公開されている場合、変更は、ブラウザをリフレッシュすると表示されます。
テーマが公開されると、サイト・ユーザーは、ヘッダーをクリックしてサイト・ビルダーで編集できます。
scs-editable
要素に擬似コンポーネントを作成して、サイト・ビルダーでこれを変更し、ページ・データとともに格納できるようにします。 実行時には、ページのレンダリング前に、コントローラがscs-editableタグをサイト・ビルダーで設定した値に置き換えます。
イメージ・タグの変更
ユーザーに編集可能になるようレイアウト内のイメージ・タグを変更する手順は、テキストの場合と同様です。
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scs-editable
をclass
に追加します。 -
一意のイメージ
id
を追加します。
ユーザーは、イメージをクリックしてから、別のイメージを使用するようプロパティを変更できます。
次に、ユーザーが編集可能なイメージのためのサンプル・コードを示します。
<img class="scs-editable" id="test-image" src="_scs_theme_root_/assets/img/downloads-bg-small.jpg"/>