チュートリアルの確認

このチュートリアルでは、Knockout Component Factoryを使用してカスタマイズ済コンポーネントを作成する方法の概要を示します。

このチュートリアルの主な目的は、このパターンを使用して、SampleComponentViewModelおよびsampleComponentTemplate JavaScriptオブジェクトを更新するだけで、任意のカスタム・コンポーネントを作成できることです。チュートリアルを実行しても、sampleComponentFactoryおよびSampleComponentImplオブジェクトは変更されていません。ページとのやり取りを扱う必要なく、次の変更内容の実装や次の作業の実行が可能でした。

「設定」パネルからコンポーネントに変更内容を伝え、それらの変更内容を永続化します。
トリガーとアクションを実行し、ページ上の他のコンポーネントとやり取りします。
レイアウトを作成し、ネストされたコンポーネントを利用します。
コンポーネント固有のスタイルを定義します。

この例では、カスタム・コンポーネントが多数のファイルに分割されますが、これは、このチュートリアルをわかりやすくするためのものです。最適化のために、ダウンロードを複数回行う必要がないよう、ファイルを適切にパッケージ化することを検討する必要があります。

最後に、このチュートリアルはKnockoutベースのコンポーネントに適していますが、AngularJSなどの別のJavaScriptテクノロジ・スタックを使用してカスタム・コンポーネントを作成する場合は、SampleComponentImplオブジェクトを再実装して、そのフレームワークとの対応する通信を、実際のコンポーネントのテクノロジ固有の実装とともに作成する必要があります。この内容については、このチュートリアルでは説明しません。