Webアプリケーション・コンポーネントとしてのOracle Content Management VBCSマルチ・ページ・フォームの作成
Oracle Content Managementの複雑なマルチ・ページ・フォームをVBCS webアプリケーションのコンポーネントとして作成できます。
Oracle Content Managementのwebアプリケーション・コンポーネントとしてVBCSマルチ・ページ・フォームを作成するには、ヘッダーとフッターの削除、IFrameの高さの設定、必要なフォーム・フィールドの検証の追加を行います。RESTエンドポイントを呼び出してフォーム・データを保存し、パブリックWebアプリケーションの場合は、匿名アクセスを許可するセキュリティを設定します。
VBCS Webアプリケーションのヘッダーおよびフッターの削除
デフォルトのVBCS Webアプリケーションのヘッダーおよびフッターが必要でない場合は、ページから削除できます。

「図vbcs_header_footer.pngの説明」
VBCSコンポーネントIframeの高さの設定
webアプリケーションのフローで、各ページのVBCSコンポーネントiframeの高さを設定する必要があります。 ページ・モデルに検証グループを含めます。

「図vbcs_iframe_height.pngの説明」
必須のフォーム・フィールド検証
別のページに移動しようとすると、現在のページのフォーム・フィールドの一部には"required"とマークされ、値がまだ設定されていません。 デフォルトでは、検証は行われません。 oj-validation-groupを使用して、検証を追加できます:
-
コンポーネント<oj-validation-group>内のすべてのフォーム・フィールドをラップします。

「図vbcs_form_fields_validation.pngの説明」 -
ページ・モデルに
oj-validation-groupを含めます。
「図vbcs_validation_group.pngの説明」 -
フロー・モジュール関数を作成します。

「図vbcs_flow_module.pngの説明」 -
"次のステップに移動"ボタンのアクション・チェーンを作成します。

「図vbcs_button_click_action.pngの説明」"If"条件で、必須フィールドの値を確認します。たとえば:
{{ $flow.variables.enroll_values.field && $flow.variables.enroll_values.zip }}条件がtrueと評価された場合、ナビゲーションは2番目のステップに移動します。 それ以外の場合は、現在のページにとどまり、エラー・メッセージが表示されます。
RESTエンドポイントを呼び出してフォーム・データを保存
最後のステップでは、フォーム・フィールド検証の後に、 "Call REST Endpoint"アクションを使用して、フォーム・データをビジネス・オブジェクトに永続化できます。

「図vbcs_call_rest_endpoint.pngの説明」
パブリックWebアプリケーション
Webアプリケーションがパブリック用のものである場合は、匿名アクセスを許可するようにセキュリティを設定できます。

「図vbcs_public_web_app.pngの説明」
また、ビジネス・オブジェクトの匿名アクセスを許可します。

「図vbcs_settings_user_roles.pngの説明」