Oracle Cobrowse Cloud Serviceとの統合
Oracle Cobrowse Cloud Serviceと統合する理由
Oracle Cobrowseは、ユーザーが画面を共有したり、別のユーザーとブラウズ・セッションを開始できるOracle Software as a Service (SaaS)アプリケーションの1つです。 たとえば、営業担当者がサイトで適切な製品やサービスを選択しやすくするために、販売サイトでブラウズを使用できます。
Oracle CobrowseとOracle Content Management (OCM)の統合により、OCMのサイト・ページにCobrowseランチャ・コンポーネントを追加できます。
前提条件
統合プロセスを開始する前に前提条件があります。 統合には通常、統合される両方のアプリケーションで構成が必要です。 そのため、両方のドキュメントを確認してください。 OCM側の要件に加えて、OCMと統合する製品のサブスクリプションが必要です。 「Oracle Cobrowseドキュメント」も参照してください。 Oracle Content Management側Oracle Cloudアカウント、OCMインスタンスが必要で、適切なアクセスrolesが割り当てられます。
「エンタープライズ・ユーザー」 roleを持つ管理者のみが、Oracle Cobrowse Cloud Serviceとの統合を有効にできます。 エンタープライズ・ユーザーでない場合、「Oracle Cobrowse Cloud統合」オプションはOracle Content Managementでグレー表示されます。
統合プロセス
Oracle Cobrowse Cloud Serviceと統合する手順:
- 管理者としてOracle Content Management webアプリケーションにサインインした後、ユーザー・メニューを開き、「管理」をクリックします。
- 「管理」メニューで、「統合」をクリックします。
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「Oracle統合」で、「Oracle Cobrowse Cloud統合」を選択してサービスを有効にし、次の値を設定します:
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サービスURL: CobrowseサービスのURLを入力します。 リンクについては、「スタンドアロンCobrowseユーザー・ガイド」の「エージェント・コンソールにログイン」を参照してください(例:https://www.livelook.com)。
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サービス・ユーザー: Oracle Cobrowse Cloud Service管理者ユーザー名を入力します。
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サービス・パスワード:ユーザー・パスワードを入力します。
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統合を構成した後、Oracle Content Managementユーザーはサイト・ページに「ブラウズによるサイトの操作の有効化」および「Cobrowseランチャ・コンポーネントの追加」できます。
ノート:
後でブラウズを無効にすることを決定した場合は、「統合」ページおよびcobrowseを使用するすべてのサイトのサイト設定で、オプションを無効にする必要があります。 「統合」ページのオプションのみを無効にすると、ブラウズを使用するサイトは無効になり続けますが、ユーザーは新しい共有参照機能を追加できません。