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Cloud EPMライブラリ内のOfficeドキュメントへのアクセスの管理

Narrative Reportingユーザー、およびサービス管理者またはパワー・ユーザーの役割が与えられたCloud EPMプラットフォーム・ユーザーは、Oracle Smart View for OfficeからCloud EPMライブラリ内のMicrosoft Officeドキュメントへのユーザー・アクセスを制限できます。

ノート:

  • このトピックのタスクは、properties.xmlファイルの編集についての知識があるサービス管理者またはユーザー向けです。このファイルは、デフォルトでは<Smart View Install>/cfgフォルダ(例: C:\Oracle\SmartView\cfg)にあります。

  • Cloud EPMプラットフォームでは、この機能は、サービス管理者およびパワー・ユーザーの役割が与えられたユーザーのみに限定されています。
  • Narrative Reportingでは、役割によってユーザーが限定されることはありません。

Cloud EPMライブラリ内のOfficeドキュメントへのアクセスとその保存の機能は、Smart Viewではデフォルトで有効になっています。

このアクセス権を削除するには、Smart Viewproperties.xmlファイル内でenableLibraryプロパティを0に設定します。 このファイルは、<Smart View Install>/cfgフォルダ(C:\Oracle\SmartView\cfgなど)にあります。

「表17-13」は、サービス管理者またはパワー・ユーザー・ロールを持った場合とない場合のenableLibraryプロパティの有効化と無効化の効果をまとめたものです。

表17-13 サービス管理者またはパワー・ユーザー・ロール設定でのenableLibraryプロパティの影響

enableLibraryプロパティの設定 サービス管理者またはパワー・ユーザーの役割: あり サービス管理者またはパワー・ユーザーの役割: なし
enableLibrary=1
  • 「ドキュメント」ノードがツリーに示されます
  • リボンのボタンが表示されます
  • 「プロバイダURL」がダイアログにあります
  • 「ドキュメント」ノードがツリーに示されません
  • リボンのボタンが表示されます(別のプロバイダへの保存が可能)
  • 「プロバイダURL」がダイアログにありません
enableLibrary=0
  • 「ドキュメント」ノードがツリーに示されません
  • リボンのボタンが非表示になります(ダイアログにアクセスできません)
  • 「ドキュメント」ノードがツリーに示されません
  • リボンのボタンが非表示になります(ダイアログにアクセスできません)

この手順では、properties.xmlenableLibraryプロパティを無効化する方法と再有効化する方法を示します

enableLibraryプロパティを無効にして、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance ManagementでのOfficeドキュメントの保存およびダウンロードへのアクセスを制限するには:
  1. Smart Viewproperties.xmlファイルをテキスト・エディタで開きます。
    properties.xmlファイルは、<Smart View Install>/cfgフォルダ(C:\Oracle\SmartView\cfgなど)にあります。
  2. 次のエントリを探します。
    <!-- Enable Library on client. -->
        <enableLibrary>1</enableLibrary>
  3. enableLibraryの値を0に変更します。次に例を示します。
    <!-- Enable Library on client. -->
        <enableLibrary>0</enableLibrary>
  4. 更新したファイルを保存します。
  5. 内部プロセスに応じてファイルを配布します。

    properties.xmlファイルがユーザーに配布されると、「保存」および「別名保存」オプションにアクセスしてライブラリ内の「文書」フォルダを表示する機能は、「表17-13」で説明されている各ユーザーのサービス管理者またはパワー・ユーザーのステータスによって異なります。

  6. オプション: enableLibraryプロパティを再有効化するには、この手順を繰り返してプロパティを1にします。次に例を示します。
    <!-- Enable Library on client. -->
        <enableLibrary>1</enableLibrary>

    properties.xmlファイルがユーザーに配布されると、Narrative Reportingユーザー、およびサービス管理者またはパワー・ユーザーの役割が与えられたCloud EPMプラットフォームユーザーは、次回Smart Viewを起動したときに、Smart Viewリボン「ライブラリ」グループに表示される「保存」および「名前を付けて保存」オプションを使用できるようになります。