ゲージ・ビジュアライゼーションの使用

このトピックでは、ゲージ・ビジュアライゼーションと、その作成および構成方法について説明します。

ゲージ・ビジュアライゼーションについて

Oracle Analyticsでは、ゲージ・ビジュアライゼーションを使用して、指定された範囲内でまたは他のメジャーと比較して、ターゲットに対するメジャーまたはメトリックのパフォーマンスを示すことができます。

メジャーを使用してゲージ・ビジュアライゼーションを作成することも、トレリスの一部として複数のゲージを作成して複数のメジャーおよびディメンションをモニタリングすることもできます。たとえば、Salesなどのメジャー列の合計値がターゲット値とどのように比較されるかを確認する場合があります。ゲージ・セットを使用して、様々な製品カテゴリについてオーダーされた製品の数量をモニタリングできます。

4つのゲージ・タイプがあります:
  • 半円
  • 横棒
  • 縦棒

ゲージ・タイプごとに、データは事前定義された制限内のデータの位置を示すために、ゲージ形状内の色として表示されます。



ゲージ・ビジュアライゼーションのプロパティを更新して、メジャーの範囲の開始と終了を表示したり、書式設定をカスタマイズしたり、ターゲット値のインジケータを構成することもできます。

追加のメジャー列または計算を範囲の開始値および終了値として使用したり、データを比較するターゲット値として使用できます。たとえば、様々な出荷モードの売上実績を確認する場合は、ゲージ・セットのターゲット売上値として使用する計算を作成できます。

このチュートリアルでは、ゲージ・ビジュアライゼーションを作成およびカスタマイズする方法を示します。チュートリアル・アイコン チュートリアル

ゲージ・ビジュアライゼーションの作成

ワークブックにゲージ・ビジュアライゼーションを追加します。

  1. ホーム・ページでワークブックにカーソルを合せ、「アクション」をクリックして「開く」を選択します。
  2. 「データ」ペインで、メジャー列を選択して右クリックし、「ビジュアライゼーションの選択」をクリックします。
  3. 「ゲージ」「ゲージ」アイコンをクリックして、キャンバスにゲージ・ビジュアライゼーションを追加します。
  4. 「保存」をクリックします。

ゲージへのターゲットの追加

ゲージにターゲット値を追加すると、目標に対するメジャーのパフォーマンスを確認できます。

メジャー列を選択したり計算を作成すると、ゲージ・ビジュアライゼーションで使用するターゲット値を生成できます。
  1. ホーム・ページでワークブックにカーソルを合せ、「アクション」をクリックして「開く」を選択します。
  2. ゲージ・ビジュアライゼーションをクリックして選択します。
  3. 「データ」ペインで、適切なメジャーまたは計算を「文法」ペインの「値(ターゲット)」にドラッグします。

  4. 「プロパティ」をクリックし、「値」をクリックして、メジャーまたは計算を展開して変更します。

  5. 「ターゲット・ラベル」行で「値」をクリックし、オプションを選択します。
  6. 「ターゲット・ラベル・フォント」行で「自動」をクリックし、フォントを構成します。
  7. 「ティックマークの色」行の色ボックスをクリックし、色を選択します。
  8. 「保存」をクリックします。

ゲージのプロパティの構成

プロパティを更新して、ゲージ・ビジュアライゼーションをカスタマイズします。

  1. ホーム・ページでワークブックにカーソルを合せ、「アクション」をクリックして「開く」を選択します。
  2. ゲージ・ビジュアライゼーションをクリックして選択します。
  3. 「プロパティ」をクリックします。「一般」タブの「ゲージ」セクションを展開します。

  4. デフォルトの半円ゲージ・タイプを維持するか、「タイプ」行の「半円」をクリックし、別のオプションを選択してゲージ形状を変更します:
    • 横棒
    • 縦棒
  5. 「開始」行で「自動」をクリックし、「カスタム」を選択して値を入力します。
  6. 「終了」行で「自動」をクリックし、「カスタム」を選択して値を入力します。
  7. 「範囲ラベル」行の「なし」をクリックし、次を選択します:
    • 開始/終了: 「開始」および「終了」プロパティで指定された開始値および終了値を表示します。
    • すべて: 開始値および終了値を含め、ゲージに沿って等しい間隔で範囲値を表示します。
  8. 横棒または縦棒ゲージの場合、「長さ」および「太さ」の行で「自動」をクリックし、「カスタム」をクリックして、棒のサイズを制御する値を入力します。
  9. 「値」タブをクリックし、構成するデータ要素を展開します。

  10. 「保存」をクリックします。

ゲージ・セットの作成

複数のゲージを含むビジュアライゼーションを作成して、複数のディメンションに対するメジャーのパフォーマンスをモニタリングします。

  1. ホーム・ページでワークブックにカーソルを合せ、「アクション」をクリックして「開く」を選択します。
  2. 「ビジュアライゼーション」ペインで、「ゲージ」「ゲージ」アイコンをキャンバスにドラッグします。
  3. 「データ」ペインで、メジャー列を「文法」ペインの「値(ゲージ)」にドラッグします。
  4. 「データ」ペインで、目的の向きに応じて、属性列を「文法」ペインの「トレリス列」または「トレリス行」にドラッグします。

  5. 「保存」をクリックします。