Smart View for Officeでのスクリーン・リーダーの操作

Oracle Smart View for Officeでスクリーン・リーダーを操作する場合は、次のトピックに記載されているガイドラインおよび考慮事項を確認してください:

JAWS

JAWS®画面読取りソフトウェアを使用している場合、Smart Viewの次の点に注意してください:

  • JAWSでListViewヘッダーを読み取れるようにする必要があります(「JAWSでのListViewヘッダーの読取りを可能にする方法」 を参照)
  • Excelのアドイン・リボン(Smart ViewリボンやPlanningアド・ホック・リボンなど)のボタンからダイアログが直接起動されると、JAWSは、ダイアログの内容を読み取る前に、選択されたセルの場所と内容を読み取ります。この例は、Smart Viewリボンから「オプション」ダイアログ・ボックスを起動する場合です。選択したセルの場所と内容は、「オプション」ダイアログの内容よりも前に読み取られます。リボン・ボタンのドロップダウン・メニューを使用してダイアログが起動されると、(選択したセルの場所または内容ではなく)ダイアログの内容が直接読み取られます。この例は、Smart Viewリボンの「関数」ドロップダウン・メニューの「関数の構築」コマンドです。「関数の構築」コマンドを選択すると、「関数の選択」ダイアログの内容がすぐに読み取られます。
  • ダイアログですべての列ヘッダーを読み取るには、[Insert]+[B]アクセス・キーを使用します。
  • JAWSがアクティブで、フォーカスが「Smart View」パネルにある場合、JAWSがフォーカスを保持するため、Excelを閉じるとSmart Viewが終了しない可能性があります。「Smart View」パネルからフォーカスを移動すると(「シート情報」などのダイアログを開く、リフレッシュするなど)、Excelを正常に閉じることができます。この問題は矛盾しています。たとえば、この問題はWindowsナレーターでは発生しません。

その他のスクリーン・リーダー

JAWS以外のスクリーン・リーダーの場合は、Smart Viewについて次の点に注意してください:

  • 場合によっては、ダイアログの最初の列ヘッダーがスクリーン・リーダーによって読み取られません。
  • NVDAがアクティブで、フォーカスが「Smart View」パネルにある場合、NVDAがフォーカスを保持するため、Excelを閉じるとSmart Viewが終了しない可能性があります。「Smart View」パネルからフォーカスを移動すると(「シート情報」などのダイアログを開く、リフレッシュするなど)、Excelを正常に閉じることができます。この問題は矛盾しています。たとえば、この問題はWindowsナレーターでは発生しません。