ディメンション・プロパティの表示 Essbaseリボンにある「プロパティの挿入」コマンドを使用すると、アド・ホック・グリッド内のディメンションのプロパティを簡単に表示できます。 データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase 選択したディメンションのプロパティを表示するには: 操作するアド・ホック・グリッドが、Essbaseに接続されていることを確認します。 Essbaseリボンで、「プロパティの挿入」を選択します。 「プロパティの選択」ダイアログが表示され、ディメンションに使用可能なプロパティがリストされます。 グリッドに表示するプロパティは、チェック・ボックスを使用して選択します(図6-9を参照)。 または、「すべて選択」をクリックして、すべてのディメンション・プロパティを選択します。 図6-9 複数のプロパティが選択されている「プロパティの選択」ダイアログ 「OK」をクリックします。 選択したディメンション・プロパティとその値が、選択したディメンションの左の列に表示されます。グリッドでは、ディメンション・プロパティの見出しが次のように示されます。 Dimension Name:Property Name たとえば次のようになります: Account:#ACCOUNTTYPE# Account:prop32C シナリオ例を示すために、次のグリッドでセルA3のAccountを選択します。「プロパティの挿入」をクリックして、図6-9に示すように選択します。 アド・ホック・グリッドの左側の列に、ディメンション・プロパティが挿入されます。アド・ホック・グリッドは、列Eから始まるようになりました。列AからDには、ディメンション・プロパティ情報が含まれています。ディメンション・プロパティが表示されているときに、プロパティがグリッドの左に挿入されていれば、「ズーム・イン」や「選択項目のみ保持」などのアド・ホック・コマンドを使用してグリッドの操作を続行できます。 ノート: この機能は、Essbaseの今後のリリースでサポートされる予定です。 また、管理者は、Oracle Smart View for Officeで表示するディメンション・プロパティについて、Essbaseでデータベースを設定する必要があります。 オプション: ディメンション・プロパティの表示後に、ディメンション・プロパティが含まれている列を削除しても、そのままアド・ホック・グリッドの操作を続行できます。