パーティ担当者ロール参照の設定
担当者パーティ・ロールを使用すると、ユーザーは契約で担当者が果たすロールを指定できます。 アプリケーションには、担当者ロール用に事前定義済の参照タイプが用意されています。 これらのロールは、契約アプリケーションの値リストで使用できます。 さらに担当者ロールを設定し、それを使用して契約内の様々なパーティを表すことができます。
このトピックには、次の内容が含まれます。
-
値リストに表示される事前定義済担当者ロールをリストし、独自の追加方法について説明します。
-
担当者ロールをパーティ・ロールおよび担当者ロール・ソースと関連付ける方法を説明します。
事前定義済担当者ロール
アプリケーションでは、拡張可能参照タイプOKC_PARTY_CONTACT_ROLEに次の事前定義済連絡先ロールが提供されます。
|
参照コード |
意味 |
|---|---|
|
BUYER |
バイヤー |
|
CONTRACT_ADMIN |
契約管理者 |
|
EMPLOYEE |
従業員 |
|
PARTNER_CONTACT |
パートナ担当者 |
|
PARTY_CONTACT |
顧客担当者 |
|
RESOURCE |
リソース |
|
RESOURCE_ORG |
リソース組織 |
|
SALESPERSON |
営業担当者 |
|
VENDOR_CONTACT |
サプライヤ担当者 |
「設定および保守」の「契約担当者ロールの管理」タスクを使用して、担当者ロールを追加できます。 タスクにアクセスするには、「企業契約ベース」機能領域の「企業契約」オファリングにナビゲートします。
担当者ロールを契約で使用できるようにする
担当者ロールを契約で使用できるようにするには、「契約」作業領域の「パーティ・ロールおよび担当者ソース」タスクを使用して「契約ロール・ソースの管理」ページにナビゲートする必要があります。
担当者ロールを使用可能にする各パーティ・ロールに対して次のエントリを作成します。
-
パーティ・ロールを選択します。
-
担当者ロールを追加します。
-
販売目的担当者ソースまたは購入目的担当者ソース(あるいはその両方)を入力します。 入力できる担当者ソースは、パーティ・ロールのパーティ・ソース設定によって異なります。
これらの担当者ソースは、参照タイプOKC_PARTY_CONTACT_SOURCEでアプリケーションに事前定義されています。 契約ロール・ソースを編集したり、さらに追加することはできません。
|
参照コード |
意味 |
摘要 |
|---|---|---|
|
OKX_PARTNER_CONTACT |
パートナ担当者 |
Oracle Fusion Partner Managementの契約に対してのみ使用されます。 |
|
OKX_PCONTACT |
顧客担当者 |
パーティ使用目的が外部法的エンティティである取引先コミュニティ・アーキテクチャのパーティの担当者。 |
|
OKX_RESOURCE |
リソース |
内部リソース。 |
|
OKX_RESOURCE_ORG |
リソース組織 |
内部リソース組織。 |
|
OKX_VCONTACT |
サプライヤ担当者 |
パーティ使用目的がサプライヤであるTCAのパーティの担当者。 |
この図は、顧客契約とサプライヤ契約の両方で担当者ロールを使用可能にするために必要な設定を示しています。 顧客パーティ・ロールは、販売目的ソースと購入目的ソースの両方と関連付けます。 販売契約では、顧客パーティはTCAパーティ(顧客パーティ・ソース)です。 購入目的契約では、顧客は内部ビジネス・ユニットです。 顧客契約とサプライヤ契約の両方で担当者ロールを使用可能にするには、「販売目的ソース」を「顧客担当者」に、「購買目的ソース」を「リソース」または「リソース」組織に指定します。 販売契約では、顧客担当者がTCAパーティ担当者になりました。 調達契約では、顧客担当者はリソースです。