はじめに

このマニュアルでは、Oracle AI Database 26aiのオブジェクト・リレーショナル機能を使用する方法について説明します。このマニュアルの内容は、すべてのプラットフォームで動作するOracle AI Databaseのバージョンに適用されますが、システム固有の情報は含みません。

対象読者

このマニュアルは、Oracle環境で実行するための新規アプリケーションの開発または既存のアプリケーションの変換を行うプログラマを対象としています。オブジェクト・リレーショナル機能は、コンテンツ管理、データ・ウェアハウス、データ/情報統合および複雑な構造のデータを処理するアプリケーションでよく使用されます。オブジェクト・ビュー機能は、既存のリレーショナル・スキーマ上に新しいC++、C#、JavaまたはXMLアプリケーションを作成する場合に役立ちます。

このマニュアルは、アプリケーション・プログラミングの実践的な知識があり、Structured Query Language (SQL)を使用してリレーショナル・データベース内の情報にアクセスする操作を理解していることを前提としています。『Oracle AI Database SQL言語クイック・リファレンス』Oracle Database PL/SQL言語リファレンスおよびOracle AI Database 2日で開発者ガイドの情報と、オブジェクト指向プログラミング手法を熟知している必要があります。

表記規則

このドキュメントでは、次のテキスト表記規則が使用されます:

規則 意味

boldface

太字体は、アクションに関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素や、本文または用語集で定義されている用語を示します。

italic

イタリック体は、ブック・タイトル、強調、またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。

monospace

等幅体は、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキストを示します。