1.13 マテリアライズド・ビューのサポート
この項では、Workspace Managerとマテリアライズド・ビューを併用する場合の考慮事項について説明します。
バージョン対応表のマテリアライズド・ビューを作成できるのは、マテリアライズド・ビューの作成時に完全リフレッシュ方式(REFRESH COMPLETE)を指定する場合のみです。CREATE MATERIALIZED VIEW文には次の句を指定できません。
-
FAST(増分リフレッシュ) -
ON COMMIT -
FOR UPDATE
マテリアライズド・ビューまたはその実表はバージョン対応にできません。
マテリアライズド・ビューを作成する場合、その内容は作成時点のセッションの作業領域に基づきます。マテリアライズド・ビューをリフレッシュする場合、その内容はDBMS_MVIEW.REFRESH操作の実行時のセッションの作業領域に基づきます。マテリアライズド・ビューを作成またはリフレッシュすると、すべての作業領域に同じデータが表示されます。
親トピック: Workspace Managerの概要