DGMGRLコマンドの使用上のノート

このリストの各項目で、DGMGRLに固有の使用上のノートについて説明します。

  • DG_BROKER_START動的初期化パラメータをTRUEに設定します。

  • Clusterware内で構成されていないデータベースの再起動を必要とするブローカ操作を有効にするには、データベースを含むホスト上の静的サービスとともにOracle Net Servicesを構成する必要があります。デフォルトでは、ブローカは<db_unique_name>_DGMGRL.<db_domain>という名前の静的サービスを想定します。静的サービス名が異なる場合、データベースのStaticConnectIdentifierブローカ・プロパティを構成済の静的サービスを参照する接続識別子に更新する必要があります。特に、listener.oraファイルにインスタンスの静的構成情報が含まれている必要があります。GLOBAL_DBNAME属性を、<db_unique_name>_DGMGRL.<db_domain>に設定する必要があります。単一インスタンス・データベースでデータベースがOracle ClusterwareまたはOracle Restartで管理されている場合、この操作は必要ありません。詳細は、「前提条件」を参照してください。

  • 次の条件を満たす場合、DGMGRLはデータベース・インスタンスを自動的に停止して再起動します。
    • instance-nameはSIDです(Cloud ControlとDGMGRLに適用されます)。
    • ブローカは、最後のCONNECTコマンドが別のデータベースへの接続に使用された場合でも、最後のCONNECTコマンドに指定された資格証明を使用してデータベースに接続できる必要があります。
  • 構成の作成時またはデータベースの追加時に使用する接続識別子は、構成内のすべてのホストから解決可能である必要があります。

  • Oracle Data Guardコマンドライン・インタフェースを使用するには、SYSDGまたはSYSDBA権限が必要です。CONNECTコマンドにAS SYSDGまたはAS SYSDBAを含めないと、DGMGRLは先にAS SYSDG接続を試み、それが失敗したら、AS SYSDBA接続を試みます。ほとんどのコマンドはSYSDGまたはSYSDBAのいずれかの権限で実行できますが、構成メンバーを作成または大幅に変更する一部のコマンドはSYSDBA権限でのみ実行できます。

  • コマンドで複数のオプションを指定する場合、指定する順序は問われません。

  • 各DGMGRLコマンドの末尾にセミコロンを付ける必要があります。

  • DGMGRLコマンド文字列の値で指定する文字は、二重引用符(")または一重引用符(')で囲まれていない場合、小文字として解釈されます。たとえば、databaseとDatAbaSeは同じですが、"database"と"DatAbaSe"は異なります。

  • 一重引用符(')、二重引用符(")およびバックスラッシュ(\)が文字列に含まれている場合は、これらの文字のエスケープ文字としてバックスラッシュ(\)を使用できます。

コマンドの例

例10-1 ローカル・システム上のデータベース・インスタンスへの接続

この例では、ローカル・システム上のデータベース・インスタンスに接続する方法を示します。

% dgmgrl
.
.
.
Welcome to DGMGRL, type "help" for information.

DGMGRL> CONNECT sysdg;
Password: password
Connected to "North_Sales"
Connected as SYSDG.

例10-2 リモート・システム上のデータベース・インスタンスへの接続

この例では、リモート・システム上のデータベース・インスタンスに接続する方法を示します。

DGMGRL> CONNECT sysdg@remote-stby;
Password: password
Connected to "remote-stdby"
Connected as SYSDG.

例10-3 ASオプションを使用した接続

この例では、CONNECT ASオプションを使用してデータベース・インスタンスに接続する方法を示します。

DGMGRL> CONNECT sys@remote-stby AS SYSDBA;
Password: password
Connected to "remote-stdby"
Connect as SYSDBA.