GraphQLフィルタ指定: QBE

GraphQL引数を使用すると等価比較を実行できますが、例による問合せ(QBE)構文を使用すると他のすべての比較を実行できます。

QBEは、SQL問合せのwhere句に似ており、SODA QBE式をわずかに変更した形式です。この機能を使用するには、check句に表に対する述語のリストを指定します。この句は、表名の後、ディレクティブのリストの前に指定します。

たとえば、driver(check:{points:{_gt: 360}})です。

各述語には、列の別名が最初にあり、その後にQBE演算子と比較値が続きます。前述の例では、pointsは別名で、_GTより大きいの操作を実行する演算子で、360は比較値です。これは「where points > 360」と同等です。

Oracle AI Databaseでは、GraphQL開発者向けに次のカテゴリの演算子がサポートされています:
  • 関係演算子: _eq (等しい)、_ne (等しくない)などの比較演算子が含まれます。
  • 論理演算子: 述語を組み合せるための_and_orなどの演算子が含まれます。
  • 項目メソッド演算子: _lower_upperなどの演算子が含まれます。この演算子によって値が変換され、その値がフィルタリングに使用されます。