フリート・パッチ適用およびプロビジョニング

フリート・パッチ適用およびプロビジョニングでは、領域効率がよいソフトウェアのリポジトリ(より正確には「ゴールド・イメージ」)が維持されます。これは、任意の数のターゲット・マシンにプロビジョニングできる標準化されたソフトウェア・ホームです。

任意の数のホームを特定のゴールド・イメージからプロビジョニングでき、フリート・パッチ適用およびプロビジョニングによって系統情報が保持されるため、デプロイされたソフトウェアの出所が常に認識されます。ゴールド・イメージはシリーズに編成できるため、リリースの展開を追跡するグループを作成できます。様々な調整されたソリューション(特定のアプリケーションのOracle AI Databaseパッチ・バンドルなど)が異なるシリーズにグループ化されます。通知システムは、特定のシリーズで新しいイメージが使用可能になると関係者に通知します。フリート・パッチ適用およびプロビジョニングは、Oracle Grid Infrastructureの機能です。フリート・パッチ適用およびプロビジョニング・サーバーを構成するコンポーネントは、Oracle Grid Infrastructureによって自動的に管理されます。

フリート・パッチ適用およびプロビジョニングを使用して、データベース、クラスタウェア、ミドルウェアおよびカスタム・ソフトウェアをプロビジョニングできます。フリート・パッチ適用およびプロビジョニングには、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle AI Databaseのデプロイメントを作成、構成、パッチ適用およびアップグレードする追加機能があります。これらの機能によって、メンテナンスが簡単になり、リスクと影響が軽減され、変更をバックアウトする必要がある場合にロールバックのオプションが提供されます。追加機能としては、ベース・マシンへのクラスタおよびデータベースのプロビジョニング、クラスタおよびOracle RACデータベースの拡張と縮小による簡単なオンデマンドの容量調整があります。これらの操作はすべて、1つのコマンドで実行されます。他の方法を使用した場合に必要となる多数の手動のステップが、このコマンドに置き換えられています。すべてのコマンドとその結果は、監査ログに記録されます。すべてのワークフローは、任意の環境に固有の要件をサポートするためにカスタマイズできます。

フリート・パッチ適用およびプロビジョニングの主な利点は、次のとおりです。

  • 標準化を有効にして施行します
  • プロビジョニング、パッチ適用およびアップグレードが簡略化されます
  • メンテナンスの影響およびリスクが最小限に抑えられます
  • 自動化が進み、タッチ・ポイントが減少します
  • 大規模なデプロイメントがサポートされます

関連項目:

Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイドフリート・パッチ適用およびプロビジョニングとメンテナンス

Oracle Fleet Patching and Provisioning(FPP)の紹介と技術的概要