Pro*COBOLでの変更点

この項では、リリース19c以降のOracle Pro*COBOLでの変更点を示します。

Pro*COBOLリリース26aiの新機能

このリリースでの新機能は次のとおりです。

  • ブール・データ型のサポート

    Pro*COBOLプリコンパイラでは、SQL BOOLEANデータ型の問合せおよびバインドがサポートされるようになりました。ブール・データ型を使用すると、文字列(YまたはN)を使用するのではなく、trueまたはfalseの値によってアプリケーションでブール状態を簡単に表現できます。

    ブール・データの処理を参照してください

  • 埋込みSQLの明示的な要求境界のサポート

    バージョン23.6以降、Oracle Pro*COBOLプリコンパイラ・アプリケーションでは、埋込みSQLを介して明示的な要求境界を使用して、アプリケーションが計画メンテナンスに関する通知を受けたときに、作業を適切なデータベース・インスタンスまたはスタンバイに透過的にシフトできます。

    計画メンテナンスを処理するための明示的な要求境界を参照してください

  • ACおよびTACのサポート

    バージョン23.9以降、新しい埋込みSQLの明示的な要求境界を使用するPro*COBOLアプリケーションでは、アプリケーション・コンティニュイティ(AC)と透過的アプリケーション・コンティニュイティ(TAC)の両方がサポートされます。明示的な要求境界を持たないPro*COBOLアプリケーションでは、TACがサポートされます。

    明示的な要求境界の制限

  • ベクトル・データ型のサポート

    Pro*COBOLプリコンパイラでは、アプリケーションでベクトル・データ型を使用して、ベクトル列へのデータの挿入とベクトル列からのデータのフェッチがサポートされています。

    ベクトル・データ型のサポートを参照してください

  • JSONデータ型のサポート

    Pro*COBOLプリコンパイラでは、アプリケーションでJSONデータ型を使用して、ベクトル列へのデータの挿入とJSON列からのデータのフェッチがサポートされています。

    JSONデータ型のサポートを参照してください

Pro*COBOLリリース21cの新機能

Micro Focus Visual COBOL v6.0コンパイラは、次のプラットフォームをサポートします。

  • OL8およびSLES15上のLinux x86 (32ビットおよび64ビット)
  • Windows x86 (32ビットおよび64ビット)
  • Itanium上のHPUX (32ビットおよび64ビット)

Pro*COBOLリリース19cの機能

Micro Focus Visual COBOL v6.0コンパイラは、次のプラットフォームをサポートします。

  • OL8およびSLES15上のLinux x86 (32ビットおよび64ビット)
  • Windows x86 (32ビットおよび64ビット)
  • Itanium上のHPUX (32ビットおよび64ビット)
  • Solaris SPARC (32ビットおよび64ビット)
  • IBM AIX (32ビットおよび64ビット)
  • Linux for IBM System z (31ビットおよび64ビット)