Pro*C/C++での変更点
この項では、リリース19c以降のOracle Pro*C/C++での変更点を示します。
Pro*C/C++ Release 26aiの新機能
このリリースの新機能は次のとおりです。
-
ブール・データ型のサポート
Pro*Cプリコンパイラでは、SQL
BOOLEANデータ型の問合せおよびバインドがサポートされるようになりました。ブール・データ型を使用すると、文字列(YまたはN)を使用するのではなく、trueまたはfalseの値によってアプリケーションでブール状態を簡単に表現できます。ブール・データの処理を参照してください
-
埋込みSQLの明示的な要求境界のサポート
バージョン23.6以降、Oracle Pro*C/C++プリコンパイラ・アプリケーションでは、埋込みSQLを介して明示的な要求境界を使用して、アプリケーションが計画メンテナンスに関する通知を受けたときに、作業を適切なデータベース・インスタンスまたはスタンバイに透過的にシフトできます。
計画メンテナンスを処理するための明示的な要求境界を参照してください
-
ACおよびTACのサポート
バージョン23.9以降、新しい埋込みSQLの明示的な要求境界を使用するPro*C/C++アプリケーションでは、アプリケーション・コンティニュイティ(AC)と透過的アプリケーション・コンティニュイティ(TAC)の両方がサポートされます。明示的な要求境界を持たないPro*C/C++アプリケーションでは、TACがサポートされます。
明示的な要求境界の制限を参照してください
-
ベクトル・データ型のサポート
Pro*Cプリコンパイラでは、アプリケーションでベクトル・データ型を使用して、ベクトル列へのデータの挿入とベクトル列からのデータのフェッチがサポートされています。
ベクトル・データ型のサポートを参照してください
-
JSONデータ型のサポート
Pro*Cプリコンパイラでは、アプリケーションでJSONデータ型を使用して、ベクトル列へのデータの挿入とJSON列からのデータのフェッチがサポートされています。
JSONデータ型のサポートを参照してください