ファンクションのコール仕様
モジュールのコール仕様およびインラインMLEコール仕様により、JavaScript機能を実装できます。
MLE JavaScriptモジュールによってエクスポートされたファンクションは、コール仕様を作成することで公開できます。コール仕様を使用して公開されたJavaScriptファンクションは、PL/SQLファンクションまたはプロシージャをコールできるあらゆる場所からコールできます。
または、インラインMLEコール仕様を使用して、JavaScriptコードをDDLに直接埋め込むこともできます。このオプションは、JavaScriptを使用して単純な機能を迅速に実装する場合に便利です。
トピック
- MLEモジュールのコール仕様の作成
MLEコール仕様の作成では、汎用的なCREATE FUNCTION RETURNS ASまたはCREATE PROCEDURE AS構文に続けて、MLE固有の構文を使用します。 - インラインMLEコール仕様の作成
インラインMLEコール仕様では、CREATE FUNCTIONおよびCREATE PROCEDUREのDDLにJavaScriptコードが直接埋め込まれます。 - インライン対モジュールのMLEコール仕様の選択の違い
各オプションには、ユースケースに応じて独自の長所と短所があります。 - MLEコール仕様のランタイム分離
MLEでは、実行コンテキストを使用してランタイム状態の分離が維持されます。コール仕様は、同じユーザー、モジュールおよび環境を共有していない場合、個別のコンテキストに関連付けられます。 - コール仕様のディクショナリ・ビュー
JavaScriptコール仕様に関するメタデータは、[USER | ALL | DBA | CDB]_MLE_PROCEDURESビューを使用してデータ・ディクショナリで使用できます。ビューのファミリは、コール仕様(パッケージ、ファンクション、プロシージャ)をJavaScriptモジュールにマップします。このディクショナリ・ビューは、*_PROCEDURESビューによく似たモデルとなっています。
親トピック: MLE JavaScriptファンクション