機能ハイライト

AI Vector Search

Oracle AI Vector Searchは、人工知能(AI)ワークロード用に設計されており、キーワードではなくセマンティクスに基づいてデータを問い合せることができます。

『Oracle AI Vector Searchユーザーズ・ガイド』を参照してください。

JSONリレーショナル二面性

データに、JSONドキュメントまたはリレーショナル表として透過的にアクセスおよび更新できます。

開発者は、オブジェクト・リレーショナル・マッピング(ORM)よりもシンプルで強力であるという両方の長所を利用できます。

JSONリレーショナル二面性ビューの概要を参照してください。

SQLでの操作プロパティ・グラフ

開発者は、Oracle AI Databaseで、その業界最高レベルのセキュリティ、高可用性およびパフォーマンスの機能を利用して、運用データに対するリアルタイム・グラフ分析アプリケーションを直接構築できるようになりました。

「ISO/IEC SQLプロパティ・グラフ問合せ(SQL/PGQ)標準のサポート」を参照してください。

マイクロサービス・サポート

Oracleのマイクロサービスに対する既存の包括的なサポートに加えて、新機能により、クロスサービス・トランザクションの実装が簡素化されます。

「マイクロサービス」を参照してください。

ロックフリー予約

ロックフリー列値の予約を使用すると、アプリケーションは行をロックせずに列の値の一部を予約できます。たとえば、銀行口座残高の一部を予約したり、銀行口座またはアイテムに対する他のすべての操作をロックせずに、銀行口座の残高の一部または在庫のアイテムを予約できます。

「ロックフリー予約」を参照してください。

TxEventQのKafka API

Kafkaアプリケーションは、最小限のコード変更でOracle AI Databaseに対して直接実行できるようになり、高パフォーマンスのトランザクション・イベント・キュー(TxEventQ)を利用できるようになりました。

Oracle Transactional Event QueuesのKafka APIを参照してください。

JavaScriptストアド・プロシージャ

開発者は、データベースでJavaScriptを使用してストアド・プロシージャを作成できるようになりました。この機能により、開発者は膨大な数のJavaScriptライブラリを利用することもできます。

「JavaScript」を参照してください。

優先トランザクション

優先度の高いトランザクションをブロックする優先度の低いトランザクションを自動的に中断できます。この機能により、高いトランザクション・スループットを維持しながら、DBAの管理負荷が軽減されます。

「優先トランザクション」を参照してください。

データ・ユース・ケース・ドメイン

データ・ユース・ケース・ドメインにより、開発者は、データ(列)の対象用途を一元的かつ軽量な方法で宣言できるようになります。たとえば、電子メール、URL、パスワード、通貨などを保持する列を宣言できます。アプリケーションで、データ・ユース・ケース・ドメインを使用して自動的にコードの生成や値の検証ができます。

「データ・ユース・ケース・ドメイン」を参照してください。

多くのデータ型とSQLの機能拡張

次の機能は、データ型とSQLに関する多数の機能拡張の一部です:

改善された機械学習アルゴリズム

Oracle In-Database Machine Learningアルゴリズムの新しい改善により、テキストとデータの分類が簡単になり、パフォーマンスと柔軟性が向上します。

「機械学習 - 拡張機能」を参照してください。

シャーディングの機能拡張

新機能により、シャード・レプリカの作成および管理が簡単になります。新しいシャーディング・モデルでは、一意の値が少ないシャード・キーのデータ分散も改善されます。

Oracle Globally Distributed DatabaseでのRaftレプリケーションの使用を参照してください。

アクセス制御を簡略化するスキーマ権限

これで、スキーマ・レベルでシステム権限を付与できます。この機能により、権限管理プロセスが簡素化され、その結果、データベースの保護が容易になります。

スキーマ権限の管理を参照してください。

アプリケーション開発者用の開発者ロール

新しいロールにより、管理者が、開発者に、Oracle AI Databaseのアプリケーションの設計、構築およびデプロイに必要な権限のみをすばやく割り当てることができるようになります。

アプリケーション開発者用のDB_DEVELOPER_ROLEロールの使用を参照してください。

Oracle AI Databaseに含まれているOracle SQL Firewall

SQLファイアウォールは、Oracle AI Databaseに含まれており、SQL実行パスに関係なく、不正なSQLとSQLインジェクション攻撃をモニターしブロックすることで、一般的なデータベース攻撃に対するリアルタイム保護を提供します。

Oracle SQL Firewallの概要を参照してください。

Azure AD OAuth2統合

新機能により、Microsoft Azure CloudからOracle AI Databaseサービス・インスタンスまたはオンプレミスOracle AI Databaseへのシングル・サインオンが可能になります。

「OCI IAMとAzure ADを含むOAuth 2.0のJDBCサポート」を参照してください。