7.6 データ変換およびデータ型の指定

従来型パス・ロード中に、データ・ファイルのデータ・フィールドが、データベースのに変換されます(概念的にはダイレクト・パス・ロードと同様ですが、実装は異なります)。

変換には、次の2つのステップがあります。

  1. SQL*Loaderで、制御ファイルにあるフィールド指定を使用してデータ・ファイルの形式を解釈し、次に、入力データを解析します。そのデータを使用してSQL INSERT文に対応するバインド配列を移入します。 バインド配列は、SQL*Loaderがロード対象のデータを格納するメモリー内の領域です。バインド配列が一杯の場合、データはデータベースに転送されます。バインド配列のサイズは、SQL*LoaderのBINDSIZEおよびREADSIZEパラメータによって制御されます。

  2. データベースがデータを受け取り、INSERT文を実行してデータベースにデータを格納します。

Oracle Databaseでは、列のデータ型を使用して最終的な格納形式にデータを変換します。データ・ファイル内のフィールドとデータベース内のの違いに注意する必要があります。また、SQL*Loaderの制御ファイルで定義されているフィールドのデータ型は、列のデータ型と同じではないことにも注意してください。

関連項目: