7.3 SQL*Loader制御ファイル
制御ファイルは、SQL*Loaderが解釈できる言語で記述されたテキスト・ファイルです。
制御ファイルは、データの場所、データの分析と解釈方法、データの挿入先などをSQL*Loaderに通知します。
通常、制御ファイルには、次の3つの項目が次の順序で含まれます。
-
セッション全体の情報
-
表およびフィールド・リストの情報
-
入力データ(オプションの項目)
制御ファイルの構文には、次の注意事項があります。
-
構文は、自由形式で記述できます(文は複数行になってもかまいません)。
-
構文の大文字と小文字は、一重引用符または二重引用符で囲まれた文字列の場合のみ区別され、それ以外では区別されません。
-
制御ファイルの構文では、コメントは、コメントの始まりから行の終わりまでマークする2つのハイフン(
--)から拡張されます。オプションである第3セクションでは、二重ハイフンがコメントとしてではなくデータとして解釈されるため、このセクションでのコメントはサポートされません。 -
CONSTANTおよびZONEキーワードは、SQL*Loaderでは特別な意味があり、予約されています。競合を回避するために、表または列の名前にCONSTANTまたはZONEという語を使用しないことをお薦めします。
関連トピック
親トピック: SQL*Loaderの使用方法の理解