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Bサポート対象のSQL構文および関数

次のトピックでは、サポートされているSQL構文および関数について説明します:

サポートされているSQL文

いくつかの例外を除いて、ゲートウェイはOracle DELETE文、INSERT文、SELECT文およびUPDATE文を完全にサポートします。

ゲートウェイでは、Oracleデータ定義言語(DDL)文はサポートされていません。 OracleのALTER文、CREATE文、DROP文、GRANT文またはTRUNCATE文の形式は一切使用できません。 Teradataデータベースに対してDDL文を使用する必要がある場合は、かわりにゲートウェイのパススルー機能を使用します。

関連項目:

キーワード、パラメータおよびオプションの詳細な説明は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。

DELETE

DELETE文は完全サポートされています ただし、TeradataでサポートされているOracle関数のみ使用できます。

関連項目:

サポートされている関数のリストは、Teradataでサポートされる関数を参照してください。

INSERT

INSERT文は完全サポートされています。 ただし、TeradataでサポートされているOracle関数のみ使用できます。

関連項目:

サポートされている関数のリストは、Teradataでサポートされる関数を参照してください。

SELECT

SELECT文は完全サポートされています。ただし、次の例外があります。

  • CONNECT BY condition

  • NOWAIT

  • START WITH condition

  • WHERE CURRENT OF

UPDATE

UPDATE文は完全サポートされています。 ただし、TeradataでサポートされているOracle関数のみ使用できます。 また、外側の問合せで同じ表名を参照するSQL文をサブ問合せで使用することはできません。 副問合せは、SET句ではサポートされていません。

関連項目:

サポートされている関数のリストは、Teradataでサポートされる関数を参照してください。

Oracle関数

すべての関数は、ゲートウェイがTeradata SQLに変換した後、Teradataデータベースによって評価されます。

Teradataでサポートされない関数

Teradataに同等の機能を持たないOracle SQL関数は、 DELETE INSERTまたは UPDATE文ではサポートされませんが、文がSELECT文の場合、Oracleデータベースによって評価されます。 つまり、Oracleデータベースは、ゲートウェイに送信されたSELECT文の後処理を実行します。

サポートされていない関数をDELETEINSERTまたはUPDATE文で使用すると、次のOracleエラーが発生します:

ORA-02070: database db_link_name does not support function in this context

Teradataでサポートされる関数

ゲートウェイは、SQL文の次のOracleデータベース関数を同等のTeradata関数に変換します:

算術演算子
Oracle Teradata

+

+

-

-

*

*

/

/

比較演算子
Oracle Teradata

=

=

>

>

<

<

>=

>=

<=

<=

<>, !=, ^=

<>, !=

IS NOT NULL

IS NOT NULL

IS NULL

IS NULL

グループ関数
Oracle Teradata

AVG

AVG

COUNT

COUNT

MAX

MAX

MIN

MIN

SUM

SUM

文字列関数
Oracle Teradata

INSTR

POSITION

その他の関数
Oracle Teradata

ABS

ABS

EXP

EXP

LOG(a, b)

LOG10(b) / LOG10(a)

POWER

**

SQRT

SQRT