6.2.12.18 mkvolumebackup

ボリューム・スナップショットのバックアップを作成します。

用途

mkvolumebackupコマンドは、Exascaleボリューム・スナップショットのバックアップを作成します。

構文

mkvolumebackup --attributes volumeSnapshot=volume-snapshot-ID,destination=backup-destination[,attribute=value]...

コマンド・オプション

mkvolumebackupコマンドのコマンド・オプションは、次のとおりです:

  • --attributes: ボリューム・バックアップの属性設定を指定します:

    • volumeSnapshot: バックアップするボリューム・スナップショットを識別します。この属性は、指定する必要があります。lsvolumesnapshotコマンドを使用すると、各ボリューム・スナップショットの識別子を検出できます。

    • destination: バックアップの保存先をExascaleボールト内の場所として指定します。

      宛先パスがスラッシュ(/)で終わる場合は、vol_<volume-ID>_bkp_<backup-ID>というパターンを使用してファイル名が自動的に作成されます。

    • また、バックアップを簡単に識別するために使用できるユーザー定義の名前、バックアップ・ファイルに関連付けるExascaleファイル・ストレージの属性など、オプションの属性を指定することもできます。

      mkvolumebackupを使用して設定できるすべてのボリューム属性の詳細を表示するには、describe mkvolumebackupを使用します。

例6-180 ボリューム・スナップショット・バックアップの作成

この例では、ボリューム・スナップショットIDがvol0002_snap0001_50e52177583f4be4bad68ac20b65001eのバックアップを作成し、バックアップを@my-vault1/bkup/に格納する方法を示します。

@> mkvolumebackup --attributes volumeSnapshot=vol0002_snap0001_3c0e9866d66345afbb316472f0bce825,destination=@my-vault1/bkup/

例6-181 オプション属性を使用したボリューム・スナップショット・バックアップの作成

この例では、ボリューム・スナップショットIDがvol0002_snap0001_50e52177583f4be4bad68ac20b65001eの別のバックアップを作成しています。この場合、バックアップの保存先は@my-vault1/bkup2/です。また、バックアップ・ファイルのコンテンツ・タイプは明示的にRECOに設定され、バックアップ名はmy-backup2に設定されます。

@> mkvolumebackup --attributes volumeSnapshot=vol0002_snap0001_3c0e9866d66345afbb316472f0bce825,destination=@my-vault1/bkup2/,contentType=RECO,name=my-backup2