3.9.1.3 ボリュームの変更

Exascaleブロック・ボリュームは、ストレージ領域の任意サイズの割当てであり、Exascaleダイレクト・ボリューム(EDV)アタッチメントとして使用できます。

既存のExascaleブロック・ボリュームを変更するには、ESCLI chvolumeコマンドを使用して、次を指定します:

  • ボリューム識別子。

    lsvolumeコマンドを使用すると、各ボリュームの識別子を検出できます。

  • 変更する属性。

    describe chvolumeコマンドを使用すると、変更可能なボリューム属性の詳細を表示できます。「リソースと属性の説明」も参照してください。

たとえば、次のコマンドは指定されたボリュームのサイズを200 GBに設定します:

@> chvolume vol0002_50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes size=200g

1つのボリュームには、最大2人の所有者を設定できます。ボリュームの所有権を変更するには、一度に1つのボリュームの所有者を追加または削除します。ボリューム所有者を追加するには、属性設定としてowners=+user-IDを指定します。ボリューム所有者を削除するには、owners=-user-IDを使用します。

次に例を示します:

  • 次のコマンドは、指定されたボリュームの所有者としてpeterを追加します:

    @> chvolume vol0002_50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes owners=+peter
  • 次のコマンドは、指定されたボリュームの所有者のdaveを削除します:

    @> chvolume vol0002_50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes owners=-dave